ブラウン惑星人の日々 March 2014
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麗馨さん、ブラウン大学合格おめでとう!
皆様、日本では桜が咲くよい季節のようですが、こちらは暖かめですが雨が降る日々が続いています。LPSC から帰って一週間ですが、既に NASA Emerging Worlds という科研費の第一段階に応募をしました。炭素質隕石のチップの反射分光測定を通して、C 型などの原始的小惑星の特に含水鉱物組成を検出する助けにしようというものです。第二段階の本申請は五月末の締め切りですが、5月10日から日本に行くので、実際は5月9日までに申請しないといけません。
今申請して通ったとしても、実際にお金が来るのは来年6月ころになりますから、あと二年くらい給料がありそうとはいえ、今年のうちに通りそうな申請書を書いておかないと後がないかもしれません。三年毎とかに科研費で給料を確保しなければいけない生活というのは尋常ではありません。そして今日は、もう一つ、私がブラウン大学で働き続けることの必要性が増したような気がします。
上画像:廣井さんの長女、麗馨さんに届いたブラウン大学合格証
それは、なんと、長女がブラウン大学に合格して、9月から入学することになったからです。最初のスキャンはブラウン大学から来た合格証です。もちろん手紙も別に来ています。30,000 人の応募があって、そのうち 1,550 人を合格させたようです。約二十倍の競争率ですね。ちなみに私の第一志望はハーバード大学だったのですが、それは受からず、娘が一番行きたかったのがブラウン大学でした。七つ出したうち、四つ受かって、二つが補欠で、一つ拒絶されたようです。とにかく、行きたいところに受かったので、私も満足すべきでしょう。
上画像:ブラウン大学が長女に提供する奨学金などの内訳
二つ目のスキャンは、オンラインで提供された、ブラウン大が我々にいくら払ってほしいかという明細です。寮に入って通う場合、年間何と $62,774 もかかるということで、そのうち、ブラウン大が $45,774 を奨学金としてくれて、$10,000 を私が職員なので子供が大学に行く際に授業料手当てとしてくれて、残りが、$6970 だという表です。10 分の 1 くらいになってうれしいのですが、もし私が4年間働けなくなったり、66% とか 50% 以下の雇用になったりすると、後者の $10,000 が来なくなります。次女も二年送れて大学に行きますから、やはりあと六年間はブラウン大学にいないといけない運命でしょうか。ということは、ほぼ六十歳までになりますね。
いずれにせよ、これは非常におかしな制度で、外部から奨学金をもらっても、自己負担分は減らないようにブラウン大が奨学金を減らすような法律があるとか娘が言っていました。私には理解できません。いっそのこと次女もブラウン大に行ってもらって、家族でプロビデンスに引っ越そうかとも思ってしまいます。まあとにかく、多くのことは私が NASA 研究費を取ってきて自分の給料を後何年確保できるかに依存しますね。
思えば、1990年に初めてブラウン大学に来たときは名前も知らない大学に来て戸惑い、1994年に NASA を追い出されて戻った時には、とにかく助かったという思いはありましたが、技官のような仕事に身を落として、一刻も早く日本でもどこでも教官の職に尽きたいと思いながらも、それから二十年も僕のようにアメリカ人たちに使えてきた人生でした。少なくとも、娘がブラウン大学で教育を受けられることは、そのささやかな報酬と考えてもよいですね。とにかく、麗馨ちゃん、大学合格おめでとう。
人工都市 Woodsland への想い
先週日曜日夕方の登録・レセプションから始まった LPSC も昨日で終わり、今日はボストンの自宅に戻るところです。最初は異常に寒かったヒューストンでしたが、だんだん普通の初夏のような暖かさになり、特に雨も降らず、非常に快適な一週間でした。今年も多くの知り合いの研究者たちや、日本からの若い学生たちが参加し、毎年、まだ頑張っている者たちの同窓会的な意味合いが強くなってきました。もちろん、新たな研究成果を発表しあい、議論する場ですが、この場では時間も短く、これから一年の研究活動や科研費申請に向けてのウォームアップということでもあります。私も、一週間以内に Emerging Worlds の第一段階申請をしないといけません。
私が今回も宿泊した Super 8 ホテルはモーテルのようなものですが、安かろう悪かろうというものなのか、お湯がいまいち熱くなかったり、インターネットが遅かったり、朝食が貧弱だったり、廊下をうるさく歩く人がいたりと、いろいろ細かいことはありますが、近くの高めの La Quinta South に泊まっていた山本君もいろいろホテルの問題を指摘していたので、同じく悲惨ならば安い方が良いでしょう。さっきチェックアウトのためにフロントデスクの人にインターネットのことを話したら、衛星で受信しているので、天候が悪いときは遅いということでした。ある意味ではホテルのせいではなかったんですね。
上画像:人工都市 Woodslands の商店街の町並み
LPSC で私が参加したセッションの内容と感想については MEF への速報として毎日二回くらい書きましたので、ここでは補足と写真をちょっと載せます。最初の写真は会場の近くのショッピングセンター街の一部で、昼食を買いに人工都市の人工の商店街をスーパーマーケットに歩いていくところです。夏はきっと暑いだろうなあと思いながら、自然に乏しい町並みを見物しました。車社会のヒューストンですから、炎天下を歩く距離は短いから良いのでしょう。
上画像:スーパーで全粒粉クロワッサンを発見
次の写真はスーパーで見つけた、何と全粒粉のクロワッサンです。こんなのボストンには売っていないぞー、と思って買いたかったのですが、学会参加中は荷物になるので翌日にしようと思ったら、すでに売切れてしまっていました。残念!とにかく、この日のお昼は玄米カリフォルニアロールと日本からの緑茶バッグでした。
私が今回一番楽しんだのは最初の月曜午前中の、Dawn 衛星の Framing Cameras (FCs) と Visual Infrared Spectrometer (VIR) のデータから小惑星 Vesta 上にカンラン石および暗い領域に 0.7 ミクロン吸収帯を見つけたという発表です。その解析精度には問題があるという人たちもいますが、マントル物質が掘り起こされたのを見えているという可能性と Vesta に降ってきた暗い物質の主成分は CM コンドライトではないかという、地球で我々が経験している事実と整合性のある発見であると思わされます。
上画像:口頭発表の打ち合わせをする杉田君とその学生の古賀さん
そして、東大柏キャンパスの杉田研の古賀すみれさんが発表した、はやぶさ AMICA の多色画像データを用いて小惑星イトカワ上に Q 型から S 型への宇宙風化傾向が見えていることを示した発表です。Mike Gaffey がいつものように負け惜しみコメントをしてきましたが、古賀さん本人が返答する前に、私としてはそれに呼応する以上のコメントを返しました。またそれに対するずれた返答を彼はしていましたが、そこで時間切れでした。後で、座長であり私の元アドバイザーの Faith Vilas から感謝されました。なぜだろうと思ったら、発表者の古賀さんが質問内容をわかっていないだろうことが明らかに見えたので、私がそこを埋めてくれたからということでした。三つ目の写真は、発表前に杉田君と古賀さんが打ち合わせをしている一場面です。
上画像:AKARI の研究発表をした小天体のリモセンのセッションを終えた直後の私と岡村さん
そして、最終日である金曜日の午前中の小天体のリモセンのセッションで、杉田君が発表した、岡村さんによる AKARI 衛星の小惑星データと隕石との比較です。CI や様々な CM コンドライトといった地球に降ってくるいろんな水質変成度を持つ炭素質隕石の母天体がアステロイドベルトの様々な大きな小惑星として存在しているという可能性です。隕石の母天体を小惑星に探す研究はどんどん進み、ストーリーは単純化してきていると思います。最後の写真は、会場の外で岡村さんと記念写真を撮ったものです。年々きれいになっている女の子です。グーグルに就職するそうですが、今回の仕事を論文にするのもぜひやって欲しいものです。
カフェインとポスターセッションの過密スケジュールで、例年通り睡眠不足の一週間でしたが、私の分野を含む固体惑星科学と探査ミッションの成果と、日本の若者たちの貢献度が感じられるときでした。しかしながら、同時にまた日本とアメリカの力の差も否応なく思い知らされます。我々は、「はやぶさ」や「かぐや」といった独走または先駆的ミッションでタイミングよく成果を挙げましたし、「はやぶさ2」でも NASA より一足早く C 型小惑星に行きますが、もって行くセンサーやその測定データを解析・解釈・論文出版できる人材は桁違いに少ないです。そして未だに東大本郷キャンパスを含む多くの大学では、探査に役立ちにくい伝統的手法の研究を主に続けています。電磁波を用いた遠隔探査(リモセン)によってどこまで対象物質の組成や物理特性がわかるのかという課題に挑戦を続けている人が少ないです。この点で研究・教育に投資していかないと、最近の成功を継続・発展させていくことは難しいでしょう。
ヒューストンだ!LPSC だ!
上画像:Community Music Center of Boston のコンサートでチェロを弾く長女の麗馨さん
皆様、とうとう今年もまた LPSC のためにヒューストン入りしました。到着の本日の説明をする前に、昨日、長女の学校で行われたコンサートについての感想を書きたいと思います。今年高校を卒業する長女の麗馨は、Community Music Center of Boston (CMCB) という音楽学校に個人レッスンおよびアンサンブルとかで毎週土曜日に通っているのですが、昨日は学校でコンサートがあり、写真はベートーベンの第五楽章「運命」を演奏しているところです。やはり、何年もやった成果があり、安心して聞き入ることのできる演奏でした。七つ応募した大学の結果は、University of Massachusetts Amherst と Brandeis University は合格したようですが、他の本命に近い Harvard や Brown University はまだ結果がわかっていません。ほっとした反面、まだまだハラハラしている時の演奏会でした。
上画像:毎年愛用している Super Shuttle のヒューストンの空港での受付カウンター
一夜明けて今日はボストンからワシントンを経てヒューストンに飛んできたのですが、ボストンよりは暖かいものの、ヒューストンとしては肌寒い日曜日でした。Intercontinental Airport (IAH) に到着して、毎年利用している Super Shuttle のカウンター(上画像)に行くと、二人の黒人の女性たちが暇そうに座っていて、白い電話を取って話せというので、名前を言うと、シャトルがそのうち来るからと言われて、椅子に座って Reader’s Digest を読んでいましたが、15 分しても音沙汰なく、どんどん人が増えてきます。すると見慣れた人が来ると思ったら、ブラウン大の同じ学科の Diane Wetzel が来たので、月の火山性ガラスの中の炭素のこととか、石油会社に就職が決まったこととか楽しく話が弾みました。
それにしても、もう 30 分近く待っているのに、シャトルは遅いなあと話しながら待っていると、もう一人かわいい女の子が来るなあと思ってみると、大阪大学の薮田さんも来るではないですか。そうしたら、時を待っていたかのように、ドライバーが来て、何人かの名前を呼ぶうちに、我々3人とも同じシャトルに乗ることになりました。私は Diane と Jeff という Diane が元居た大学の知り合いと座り、話が弾みました。薮田さんは他の二人の日本人の男子学生らしき人たちと一緒に座って会話してましたね。はやぶさ2のことでいろいろ話もしたかったのですが、まあまたの機会もあるでしょう。
幸い私の超安い Super 8 にはすぐ着いて、5時に来た LPSC 会場行きのシャトルに乗れました。行ってみると、エスカレーターに登るところで東北大の学生さんや卒業生たちと出会い、海外に行っていたはずの炭素質コンドライトを研究する中藤さんは宇宙研に行くとか、いろいろ進展があることがわかりました。やはり、はやぶさ2に向けて人材を準備していますね。二階に上がってコンピューターで名札と領収書を印刷するのですが、同じ列の後ろに、東大柏の新領域で杉田君に教わっている古賀さんに会いました。今回は、はやぶさ AMICA データに関する主成分解析結果を口頭発表するので、初めての LPSC で始めての英語での口頭発表ということで、すごいことだなあと思いました。
上画像:LPSC 初日のレセプションで東大鉱物の後輩である山本彩ちゃんと小松睦美ちゃんに囲まれて
無事に名札を印刷し、首にかける紐とプログラム・アブストラクトが入っている USB スティック、および私は印刷したプログラムももらって、やっとレセプション会場に入りました。いつものことながら、私はアルコールは飲まないので、水やオレンジジュースをもらい、いろんな人に挨拶してきました。一番目だったのは、やはり日本の美しい女性たちで、同じ東大鉱物の後輩である、山本彩ちゃん(RESTEC)と小松睦美ちゃん(早稲田)に出くわして、はやぶさばかり人気が出て、何故かぐやは知られていないかとか、はやぶさ2の状況とか、東大などの教育・研究・人事のこととか、まあ私が話すことはいつも決まっているなあ、と飽きられているかもしれませんが、年に一度の小言を聞かせてしまいました。
そうしたら、NASA ジョンソン宇宙センター(JSC)で炭素質コンドライトの研究やスターダスト試料のキュレーションをしている Mike Zolensky がやってきて、皆で挨拶しました。Mike は、私が1991-1994年に JSC で研究員をしていた時、炭素質コンドライトの研究を始める糸口を開いてくれた人で、その研究が今でも、はやぶさ2などに生かされています。Mike は彩ちゃんからアヒル饅頭をもらって大喜びしていました:)いつも本当にこの人は人懐っこい小熊のミーシャみたいだなあと思います。23 年前に出会った時からそうでした。そうそう、東大鉱物のもう一人の後輩の三河内君とその二人の学生さんたちも合流していました。
その後は、フルーツをたくさんいただいて、廊下で宇宙研の岡田さんと立ち話をちょっとして、8時のシャトルでホテルに戻りました。風呂に入って、遅いインターネットと格闘して、これを書いているうちに既に12時になってしまいましたね。明日からハードな五日間が始まるので、早く寝ないといけません。なるべくまじめにセッションを聞いてまとめをお送りしますが、いろんな人と個別会談もするので、いくつか抜けるかもしれませんが悪しからず。
45th LPSC がいよいよ始まる!
まだ寒さも雪も続いていますが、今朝から夏時間になり、時計を 1 時間進めました。なので、朝は暗めで、夕方はより遅くまで明るくなります。確かに、寒いといっても以前ほどではなく、雪も小降りで止まりがちです。確実に春の気配は感じられると思います。
上画像:ブラウン大学創立250周年祭のために250+という電光表示文字を作って準備しているところ
時を同じくして、金曜日から、ブラウン大学創立 250 年祭が始まりました。写真は、中心の芝生の一角に 250+ という電光表示文字を立てていますね。おそらくこの場所にいつものように舞台を作って音楽演奏などをするのだと思います。あいにく、こういう祭典は夜とか週末にやるので、ボストンに住む私としてはなかなか参加できません。惑星地質のオープンハウス用には、はやぶさが2005年にイトカワにランデブーした際の NIRS データを MG M解析して LL 5 - 6 コンドライトに似ていることを示した結果のポスターを印刷しておきましたが。
もう既に LPSC に行く前の最後の週に入り、今年は口頭でなくポスターになったので、早急に作って印刷せらねばならないし、RELAB ではまたトラブルがあってその解決に忙しいし、それに加えて、木曜日には東大同窓会ボストン支部の集まりが MIT 近くであります。非常にめまぐるしい週になりそうです。いったんヒューストンに行けば、自分のポスターの時間以外は傍聴人なので、かなり楽ですが。おそらく昨年のように、お昼休みの時間と、夕方ホテルに帰ってからの時間には、その日に聞いた講演のあらましをご報告できると思います。
日本から来られる方、気軽にいつでも声をかけてください。
経済が良くなったと公言する政治家が居る国は要警戒(日&米)
とうとう3月になりましたね。暦の上では日本は春ですが、まだ寒いでしょうね。この時期に思い出すのは東大を受験したときの事です。共通一次試験が始まった年で、東大もそれで足切した後、二次試験は3月4-5日でした。本郷キャンパスの正門に近い旅館に宿泊した私は、二次試験の朝、白い雪がコンコンと降る中を傘をさして歩いて試験会場に向かいました。私立の早稲田と上智に受かっていて、東大を落ちたら上智大学に行くことにしていましたが、やはりこの試験で運命が大きく変わるだろうなという気持ちでした。今の苦しい生活を思うと、東大に受かっていなかった方がよかったかもしれませんね。
上画像:マサチューセッツ州会議事堂での Pro-Family ロビー活動の様子
先週は大学を1日休んで、マサチューセッツ州会議事堂でのある会合に参加しました。Massachusetts Family Institute(MFI)が共催した、Pro-Family Lobby Day で、家庭の価値を損なうような法案に反対し、逆にそれを守るような法案に賛成するロビー活動です。自分の住んでいるところを代表する議員の事務所に署名入りの意見書を届けに行きます。写真は、そのための解説および書類書きの会議の模様で、左のほうに私たち夫婦が写っていますが、私は横を向いていますね。
以前も説明しましたが、この州の知事も議員たちも、人類を滅ぼす気か、と思うほど悪魔的な法律を通そうとしています。たとえば、精神的に女性だと考えられる男性が女性トイレを使ってよいとか、16歳になったら親の許可なしに中絶してよいとか、同性に惹かれるといって悩む子供へのカウンセリングを否定するとか、性教育のカリキュラムを全国統一の非常にあからさまで唯物的な内容にするとかです。これらは全て、本来の純粋な男女が結婚して子供を育てていくという健全な家庭と社会を壊そうとする悪魔的試みです。
上画像:ボストンの下町に並ぶ閉店した店舗
オバマ大統領は経済指標が改善しているので経済も問題ないと思っているようですが、実際ここに住む私や知人たちの状態を見ると経済がよくなっているとは思えません。相変わらず仕事は少ないし、給料は少ないし、物価は高いしで、家計は楽になっていません。左の写真にあるように、ボストンの下町でも閉店した店舗が目立ちます。右に大きく見える店舗も閉鎖していますし、左に「Retail Space Available」と書いてあるのも、店がつぶれて空いたスペースがあるからです。
私がデビルと呼ぶマサチューセッツ州のパトリック知事も、オバマも、ハーバード系の黒人弁護士出身のようですが、弁護士というのは、法律ばかり頭でっかちで知っていて、口で言葉をうまく使って嘘も本当にしてしまうような信用ならない人々も多いです。そういう人間に人々の生活や安全を任せる政治をさせるべきではないでしょう。人々の生活に密着して生きてきたビジネスマンがよいかもしれません。デビルの前のロムニー知事は代々のモルモン教徒で、家庭の倫理を守る良い人でした。
前回もお話していた NASA の科研費については、まず Emerging World というプログラムが最初に締め切りが来ます。これで何とか現在の隕石分光サーベイのプロポーザルをだして、後に来る、Data Archive とか Hayabusa 2 Participating Scientist にも出したいと画策しています。