ブラウン惑星人の日々 March 2013
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LPSC Reporter
昨日ヒューストンでのLPSCからボストンの自宅に戻って、また明日からは仕事です。
実はLPSCに行く前の週に大変なことがあり、本当はいくのをやめるべきかと悩みました。妻がYMCAでTreadmillで運動をしているときに誤って転び、背骨の下部が割れてしまったからです。救急車で運ばれ、2晩入院して精密検査を受けました。幸い神経系には異常が無いようですが、鎮痛剤を飲みながら、かがんだり重いものを持ったりはできないので、家事はほとんど私と娘たちでこなさないといけません。
しかし、妻のお父さんが亡くなられたときも、LPSCに引っかかり、1週間子供たちだけで過ごしたことがあるので、周りの人に事情を話しておいてヒューストンに来ることにしました。幸い何事もなく、また、1週間のうち2日間は雪で学校が休みになったので、3日間だけお弁当や勉強との両立の日々があっただけでした。2人とも宿題が多い学校なので、大きな違いです。
LPSC中は、毎日数回報告を書きましたが、今回また簡単にご報告します。
上画像:会議場の通路のテーブルには、スターバックスコーヒーのタンクが陳列してある。どれもとっても強烈(Bold)なものです。
今回の非公式参加人数は1800人くらいということです。前回お見せした会議場のホテルの3階の通路部分には、写真のようにスターバックスコーヒーのタンクと紅茶のためのお湯のタンク、そして2-3種類のミルクやクリームのビンが並んだテーブルが3箇所くらい置かれています。同姓結婚を支援するスターバックスで買い物をするのはボイコットしているのですが、学会では登録料で既に支払っているので、飲まないのももったいないので仕方ありません。
最後の日は紅茶の方を飲んだら、とってもカフェインが強くてよく眠れなくて大失敗しました。それとも、1週間のコーヒーのカフェインが体内に溜まりすぎたのか。後半はなるべくデカフェ(カフェイン抜き)のにしたのですが。写真を撮ろうとしたら、セットアップしていたスパニッシュ系のお姉さんたちが離れ始めたので、そのままそのまま、といって撮らせてもらったので、ちょっと照れているところを写しました。
上画像:ブラウン大学の23年来の旧友Jessica SunshineとOlivier Barnouinの2人。日本の惑星探査ファン達に紹介したいからと言って撮らせてもらいました。)
5つの会場で行われるセッションは朝8時半から11時45分までと、午後1時半から4時45分までという風に詰まっているのですが、まあずっといると疲れるし、たまに電子メールをチェックしないといけないので、WiFiやコーヒーのところに出てくるようにしていました。そうすると、偶然にいろんな研究者に出会えて立ち話ができ、通常のメールでは交わせないような親密なまたは危うい話などもできるのが、学会の1つの重要な要素です。私は22回目ですが、長く参加していると、だんだん同窓会のようになってきます。
上写真にあるのは、私が23年前に初めて日本からブラウン大学に1年2ヶ月来ていたときに大学院生だったJessica SunshineとOlivier Barnouinです。Jessは私のボスCarleの元学生で、私もよく使う有名なModified Gaussian model (MGM) というモデルを博士課程で開発し、今はメリーランド大学で働きながら、彗星へのミッションの研究とかをしています。ユダヤ系女性で、結婚して子供がいます。OlivierはPete Schultz教授のところで衝突の研究をして学位を取り、やはりメリーランドにあるApplied Physics Laboratory (APL) で研究者をしています。最近のNASAの資金源の問題とかいろんなことを話しました。
上画像:会議場近くの高級食料品店 Hubbel & Hudson で横田康弘君と。
お昼は、近くにある Hubbel & Hudson という高級食料品店でサンドイッチを注文してその店内や屋外のテーブル席で食べる参加者が多かったです。わたしも、肉なしのサンドイッチや玄米寿司やフルーツそしてヨーグルトを買って食べることが多かったです。写真は、はやぶさとかぐや仲間である環境研の横田康弘君と撮った写真で、後ろにサンドイッチができるのを待っていたり、既に食べている学会参加者たちの群れが見えます。かぐやによる月の宇宙風化度と緯度との関係のポスターの件で、お昼とかに横田君と話す機会が多くありました。
上画像:私のNASA時代のアドバイザーであるFaith Vilasと一緒に最終日の発表会場で。
同窓会的要素をもう1つ挙げると、次の写真にある、Faith Vilasとまた少々お話できたことです。Faithは私が1991年から1994年まで3年間、米国科学アカデミーの研究員としてジョンソン宇宙センターに居た時のアドバイザーで、3年目は自分の科学研究費をつぎ込んで私の職をつないでくれました。FaithはCCDを使って初めて小惑星の分光観測をした人で、はやぶさ2の対象天体である1999JU3に水を含む鉱物があることを示す唯一の観測データもFaithが測定した物です。いつか別に書くべきですが、私が日本からアメリカに大陸流しになったときに、助けてくれた2人の女性のうちの1人目はCarleで、2人目はFaithです。私が日本の惑星探査に貢献できるのも、この2人が居たからで、間接的に日本の固体惑星物質分光分野の恩人達です。
上画像:学会の日程がすべて終わった金曜日の晩にホテルの近くのシーフードレストランで夕食のひと時。左から、会津大の平田君、石原君、アリゾナ州立大の佐藤君、宇宙研の岩田さん、私、中村良介さん、宇宙研の大竹さん、環境研の山本君と横田君。)
最後の日の夕食は、かぐやの仲間たちと共にホテルの近くのシーフードレストランでひと時を過ごしました。写真にあるように、大人数になってしまいましたが、初日の東大同窓会的な顔ぶれとはまったく違う、惑星探査を担う集まりになりました。特に、私から2人左に居る佐藤君は、アメリカのアリゾナ州立大学(ASU)に来てもう3年になり、NASAの月探査衛星LROのWide Angle Camera (WAC) のデータ解析をしているそうです。フランスにも居たことあるとか。最近は若い日本人がアメリカで活躍する場も増えて、昔からの隕石の研究の他、はやぶさ・かぐやといった探査の成功による恩恵は大きいと思います。
佐藤君とは、アメリカで日本人として苦労することなど、いろんな話が出来ました。岩田さんにはいつもながら、何で、はやぶさ2では私の旅費も出してくれないのか、安倍信三首相のFBに皆で予算を増やすよう苦情を書きませんか、などと言わせてもらいました。まあでも、自腹を切ってでもやっていくのが真に惑星探査とその成果を愛する科学者といえますが。。。きっと岩田さんや吉川先生は私の不満はすべてお見通しで耳にたこができていることでしょう:)
査読者名簿を注視する
上画像:LPSCの会場になっているマリオット・ウォーターウェイ会議場の2階の弧状の廊下を横から見たところ。
皆様、今日はとうとう第44回Lunar and Planetary Science Conference(LPSC)の始まりの日です。この写真の円弧状の長い廊下に沿って大きな5つの口頭発表会場と、奥まった所にある15個くらいの小さな部屋、そして1階にある巨大なポスターセッションホールを使って、今日日曜日の夕方から金曜日の夕方まで続く、巨大な学会なのです。
上画像:レセプションの会場の出入り口で会った東大鉱物の後輩の荒井さんと極地研でお世話になっている三澤さん。
その口頭発表会場の幾つかを今日は合わせて、軽食と飲み物が出るレセプションの場所になっていて、その出入り口の1つの前で、極地研の准教授の三澤啓司さんと、千葉工大の上席研究員の荒井朋子さんとばったり。三澤さんは同位体年代学の専門家で、日本に帰る度に隕石サーベイでお世話になっていて、今回は、「はやぶさ 遥かなる帰還」のDVDを届けてもらいました。荒井さんは東大鉱物の後輩で、岩石学と共に最近は分光もやっていて、つい最近南極から帰ったばかりです。
上画像:ホテルと会場を結ぶシャトルバスの1つの経路(Green Route)のバスが会場に到着するところ。
とにかくこの学会は3千人くらい参加しているのでしょうか、とにかくとても多くのアブストラクトが出され、周辺のホテルもいっぱいになるので、写真のように、ホテルを回って参加者をシャトル輸送する経路が3つくらい作られています。私は、南のほうの安いモーテルであるSuper 8に滞在しているので、Blue Routeです。ピーク時で30分ごとに出ています。近くのホテルは一泊$200位とかが多いですが、私のは、Travelocityで前払いしたもので、一泊$44でした。
上画像:参加登録すると貰える、LPSCバッグとプログラム。井本さんにもあげました。
何台か設置してあるノートパソコンとプリンターを使ってセルフサービスで事前支払いをした人たちは参加登録をして、名札を印刷します。そうすると、写真にあるように、LPSCバッグとプログラムがもらえます。これが240ページもあり、なかなか厚くて重たいのです。バッグは予算削減のせいか、安物になりました。今年から、アルコール類もお金を払わないと飲めません。酒を飲まない私には問題ないですが。
上画像:LPSCのプログラム委員会の名簿。
このプログラムを開けてまず見るのが、Committeeの顔ぶれです。写真にあるように、30人くらいの人たちが査読とスケジュール編成をしているようですが、見ると10人くらいは私が知っている人たちになっています。昔、宇宙風化の研究で参加を拒否された経験もあり、このページを目ざとく見るようになりました。2年前に口頭発表および特別セッション「Results of Hayabusa」の座長をさせてもらったときも、今回また宇宙風化で口頭発表をさせてもらったのも、この委員の顔ぶれに関係もあると思っています。
上画像:東大の後輩たちなどと一緒に行ったイタリア料理店。
今日はとにかく、多くの日本からの知り合いが集まったので、皆で一緒にイタリア料理店へ夕食に出かけました。大きなピザを数種類注文して分けて食べました。右前から、三河内君、小泉君、小松睦美ちゃん、彩ちゃん、私、三河内研の修士1年の青柳君。そして左は先ほども出てきた荒井さん、ポール・ブキャナン、博士3年の佐竹君、朴さんとお友達、そして長尾先生です。ほとんど東大鉱物の後輩たちですね。今日は女の子たちや後輩以外もいたので、私は大人しくして、彩ちゃんと青柳君とだけまじめな話しをして、シャトルがなくなってしまったので、ポールの車でホテルまで連れて行ってもらいました。LPSCは同窓会のようで楽しいものです。
バスの車中でリドルの日記を読む
上画像:大雪が降るボストンコモンのTemple of Music(音楽堂)と呼ばれる場所付近の風景。コンサートとかデモ集会とかがよく行われるところです。
3月上旬だというのに、ここアメリカの北東地方は大雪が降りました。写真にあるように私が朝通勤で通るボストンコモンでも大量の雪と強風で傘を差しながら歩くのも大変でした。気温は氷点(32F)以上あるはずなのに時速20マイル以上もある風のために体感温度は20F台でした。
そんな天気が木曜、金曜と2日続きましたが、流石に温度が高めのせいか、積雪量は大したことはなく、職場も学校も閉鎖せずに通常通りでした。しかし、私のバスは、除雪してもまだ雪が積もりつつある高速道路を通らねばならなかったので、遅々として進まず、プロビデンスまで30分も長くかかりました。おかげで、いつも見たかったハリーポッターの映画の全8話をノートパソコンでかなり進めてみることができましたが。この話はスターウォーズにも似ていて、非常に興味深く楽しめました。本来善のためにある力が悪用され、それに対して戦う人間にも悪への誘惑が来て、それを内的に克服した者のみが外的に悪に打ち勝てるのだと思います。この映画ではラテン語が多く出てきます、学校でラテン語を学んでいる娘たちは、呪文の意味もよく判るようです。
上画像:新しい建物に移ったRELABで再び組み上げられた双方向反射(BDR)スペクトル測定装置。1970年ころにNASAジョンソン宇宙センターで作られてから改良を重ねて40数年の年月を経た、世界に1つしかない装置です。
RELABが新しい建物に移ってから2ヶ月以上経ちましたが、今週からやっと双方向反射(BDR)スペクトル測定装置が動くようになりました。以前も載せましたが、新しい部屋での写真を添付しておきます。今回の移動は本当に大変で、年末年始の忙しい時期に当たったことと、いろんなパーツの問題が見つかったことと、部屋が大きいので、ケーブル類も長い物に取り替える必要があったことです。それでも、今後また何十年も活躍するかもしれない機械なので、それだけ投資する価値があります。上側の写真の奥に見える2つの回転ドアは、右はこの装置の制御室へ、左は貴重な試料を調整するクリーンルームへと繋がっています。測定時はこの部屋自体を真っ暗にする必要があるので、このように光を遮断するドアになっているのです。
下側の写真の左に見える白い箱がモノクロメーターといって、黒幕で包まれたハロゲンやキセノンランプの白色光を単色光に変える回折格子やフィルターを備えているものです。その光がレンズと鏡でほぼ平行光となり、ここでは30度傾けてある最初の腕にある第1凹面鏡・平面鏡・第2凹面鏡によって、5つ並んだ試料カップの1つに導かれます。試料からの拡散反射光は3つの平面鏡を通してアパチャー(絞り)を通され、凹面鏡と平面鏡によって2つの検出器のうちの1つに導かれます。アパチャーは、その上の望遠鏡を通して試料表面を見ながら、1.5~11mmの範囲で最適な物を選びます。実際の試料面ではアパチャーの大きさの約8割の大きさの範囲を見ていることになります。RELABは復活したものの、LPSCまであと1週間しかない今、かなり忙しくなりそうです。
上画像:水沢の国立天文台にある佐々木晶さんの双方向反射分光装置。分光計器社によるもので、私が日本に行った時にいつも使わせてもらっています。
ちょっと詳細すぎるかもしれませんが、このRELABのBDR装置のユニークなところは、水沢の国立天文台で佐々木晶さんが特注で作らせた分光計器による装置と比べると良く判ります。写真にあるように、分光計器の機械はRELABよりはコンパクトでゲイン(光シグナルの強度)も良いですが、入射・出射光の平行性や角度範囲に置いてはRELABにはかないません。2つ以上の試料を同時に回転させながら測る機能もRELABだけのものです。しかし、ほぼ自動化されているこの機械は非常に便利で精度もよいので、私が日本に帰国して国立極地研究所から借りた隕石試料や宇宙風化実験試料の反射スペクトルは、ほぼいつもこの装置で測定させてもらっています。
上画像 : ボストンコモンのFrog Pond(蛙池)を凍らせて造られたスケートリンク。14歳未満の子供達は無料で滑れますし、大人も廉価で時間無制限です。
ちょっと今日は専門的過ぎたので、最後に、ボストンコモンのFrog Pondスケートリンクの写真を載せておきます。雪が止んで太陽が燦燦と輝いた土曜日に次女と買い物に行った帰りの光景です。娘たちが小さい頃はよく滑りに来たものでした。私のスケート靴は既に何年も使われずに眠っています。いつか復活させないといけないです。
25年ほど前、東大の鉱物学教室にいたころ、結晶構造解析の床次先生は、学生たちをスケートによく連れて行き、「氷の上での物理が地面とは違うことが一旦分かれば誰でも滑れる」とおっしゃっていて、私も初めてながら滑れた記憶があります。横には進めないのだということが頭で分かっていても体がそのように動かないかもしれませんが。意識しだいで動きも変わることに気づいた時でした。
Fund Manager
上画像:2010年8月に極地研の隕石の分光サーベイのために国立天文台水沢キャンパスに来たときの写真。左から、東大基礎科学科後輩で極地研助教の海田君、天文台教授の佐々木晶さん、私、宇宙研の大竹真紀子さんの所の大学院生である上本さん。右に写っているのは宇宙風化装置。
前回はMITのリック・ビンゼルと宇宙風化などの話をしてきたことを書きましたが、以前も紹介した、パルスレーザーで宇宙風化実験をしている水沢の天文台での写真を1つ紹介したいです。写真は、宇宙風化装置の真空計の部分を引っ掛けながら写したもので、極地研の海田博司君、天文台の佐々木晶さん、ブラウン大の私、そして宇宙研の上本季更さんです。
私は昔から隕石の反射スペクトル測定をしてきているので、南極から隕石を回収してきてくれる国立極地研究所は非常に重要です。そこには、東大基礎科学科の後輩である海田君がおり、今年定年される東大の宮本正道教授も基礎科学科の11年先輩で、我々3人で3世代を形成していますね。ここを管理されている天文台の晶さんはもちろん重要で、天文台にはもちろん多くの天文学者がいて、天文学と隕石学が大きな柱となっている惑星科学に欠かせない人々です。そして上本さんはまだ東大の大学院生ですが、宇宙研はそのような東大などの学生を探査計画やデータ解析に参加させながら育てていく必要があるでしょう。
私はブラウン大学という固体惑星地質のメッカに居て、日本のこのような人材を結びつけ、動機付けて、既存の細かい分野に分かれて研究していた人々を固体惑星物質科学という統合された一つの学問に導き、惑星探査に貢献できるようにしようと尽力してきました。と、言いつつ、ほとんどこれは私の指導教官であられる武田弘先生の昔の言葉に近いですね。でも、基礎科学科という境界領域をやるために運命付けられた学科を卒業した者としての使命と感じています。
上画像:はやぶさとはやぶさ2の国際合同科学チームの記念写真の比較。7年たって、いなくなった人々、入ってきた人々、出世している人々、出世していないけれどまだいる私のような人などが見えます。
人材育成に関して思い浮かぶのが、小惑星探査機はやぶさ当時と現在のはやぶさ2のチームの構成です。写真下は、2005年の夏に、はやぶさが小惑星イトカワにランデブーする直前に写した、国際合同科学チームの記念写真です。当時のプロジェクトマネージャーの川口先生や、科学マネジャーの藤原先生の姿が見えますね。私は前列右のほうに矢野さんや安部さんの隣にいます。写真上は昨年の第一回はやぶさ2国際科学チーム会議で、プロジェクトマネジャーの國中さんを中心に、かぐやで頑張っている大竹さんなどの新しい人々が見られます。私はまたなぜか矢野さんの隣にいますね。私の左上にいるのは、試料回収チームの中心の橘君です。はやぶさ試料解析で活躍された土山さんの教え子です。前回のNASAと違って今回はESAとの協力が主体なので、アメリカ人でなくヨーロッパ人が多いのに気づきます。
こうしてみると、いなくなった人々、新たに入ってきた人々、出世してまだ活躍する人々、そして出世もしていないけどしぶとくまだいる私のような人たちがいますね。この前書きましたが、Clark Chapman博士の「What is important for scientists is longevity.」(科学者にとって重要なことは長生きすることだ)という意味も感じられますね。私も、はやぶさ2が帰還する2020年まではがんばりたいですし、これから始まるはやぶさ3の計画に貢献していきたいです。はやぶさ3が2030年に帰ってくるならば、それまでは生きていられるかな(70歳)。私は100歳くらいまでは生きたいと思っているので、はやぶさ6までがんばれるかな:)
しかしながら、科学者で元気であっても、本職が忙しくてなかなかボランティアベースである惑星探査ミッションに貢献できない人々もいます。私もいつ無くなるかわからないNASA研究費による雇用で不安定極まりないです。なので、元気で長生きすることに加えて、経済的に安定していないと刺激的だけど儲からない探査には貢献できません。それで、私は、最近投資に力を入れています。私のお勧めは、Uinvestというウクライナの投資仲介業者のようなものです。
この私のリンクで登録した人たちが今10人くらいいて、英語や使い方を教えてあげたり、サイバーマネーを調達してあげたりしています。$170までの元金保証もしてあげています。私は2年くらいやっていて、1万ドルくらい儲かっています。他にもFOREXをやったり、スウェーデンの投資会社に貯金したりしていますが、月々最高15%くらいの配当が得られるUinvestが今までの中で最高です。でも、これまで、中古車ローンとか株など他の投資に手を出して損失を被った事もありました。一生働いても楽にならなかったり好きなことを自由にできるようにならない経済状態でなく、いつも自由に世界中を飛びまわって楽しみながら貢献できる人生が良いではないですか。そのためには健康と経済です。ちなみに、健康には玄米菜魚食が良いです。
上画像:ボストンのチャイナタウンにある八百屋さんC-Martの1つの支店。果物や野菜の他、中国・台湾・韓国・日本からのお菓子類・麺類・インスタント味噌汁とかが売っています。
最後の写真は私が良く行く八百屋さんで、ボストンのチャイナタウンにあるC-Martというチェーンの1つの支店で、ボストン南駅のそばにあります。まあまあ安くて品揃えも多くてよいのですが、支那製の物は、その環境・農薬・衛生などに不安があるので、お菓子などはできれば台湾・韓国・日本製のものを買うようにしています。
日本製のものは値段が高いのが問題ですが、品質は絶対良いです。いつもりんごを買いますが、安いのは7個で$2とかであります。毎日1つりんごを食べていれば医者は要らない、というアメリカの諺もありますし、皆さん、健康に長生きしてお金持ちになりましょう。