The Planetary Society of Japan

TPSJ 日本惑星協会について

再設立概略

Revision : September 18, 2016

以下の写真は、旧協会専務理事でTVドラマ「コスモス」の制作総責任者を務められた高岸敏雄氏と事務局井本が再設立最終確認を巡って意見交換を行った際のものです。今もご健勝なる高岸さんの再設立への助言をくださるその姿勢には圧倒されました。

 

 

日本惑星協会再設立の趣旨と経緯

惑星協会は( The Planetary Society or TPS )、1980年に故カール・セーガン博士、故ブルース・マレイ博士、ルイス・フリードマン博士の三氏が「太陽系惑星と地球外知的生命の探査( SETI )の推進」を掲げて立ち上げた非営利団体です。日本惑星協会( The Planetary Society of Japan or TPSJ )はその趣旨に賛同し、1999年9月に「特定 NPO 法人」としてスタートしました。

日本惑星協会は、宇宙こそこれからの人類にとって単なる憧れではなく、新しいフロンティアとして取り組むべき対象と考え、その探査開発が国際的視野から推進されるよう幅広く啓蒙、支援活動を行い、またそのための人材育成に協力し、あわせて宇宙の平和的利用に寄与することを目的として2011年まで活動を続けてきました。

様々な事情により活動を停止していた日本惑星協会ですが、再開を望む一般の惑星探査ファンや関係機関、また国内各所で研究に携わる惑星科学者などの支援を受け、2015年07月21日に再設立宣言を果たしました。

20世紀における科学の進歩が人類の生活に与えた変化は、これまでの人類史数百万年を上回る大変革であり、同時にそのことによって地球環境に多大の問題を残しました。さらに資源、人口の問題と、21世紀には人類の未来を宇宙規模で考え、宇宙の平和的利用を図ることこそが、その生存のための最大課題になってくると言えるでしょう。そうした視点を以って 日本惑星協会は、民間の立場からの啓蒙、支援活動を行っていく団体として米国惑星協会が掲げる理念を共有し、次世代の太陽系探査を国内、または国際協力によって、探査継続への寄与を果たしたいと考えます。

米国惑星協会が掲げる理念には、” 市民参加による商行為とならない知的好奇心を抱いて宇宙を探検すること ” とあります。さらに、 ” 太陽系惑星及び地球外知的生命の探査( SETI )を支援し、且つ促進させることに主眼を置く ” ことも明示されており、日本惑星協会は米国惑星協会の理念を理解し、日本国内環境での活動の可否を各論で議論し、米国と共有できる活動への積極参加促進に取り組みます。
 

米国惑星協会との ” 約束 ”


「太陽系および地球外生命探査の促進」に加えて、「宇宙探査の国際協力の促進」をミッションステートメントとして活動を行う米国惑星協会に賛同し、将来的には日本の宇宙開発機関に対しての提言や研究者との橋渡し、さらには世界中の宇宙開発機関との国際協力を以って太陽系探査の高度な探査と技術開発を実現し、太陽系探査に対する新しい発想の種を蒔くことが使命と考えます。

近い将来、「人類は宇宙というコミュニティに参加している己を祝福できる」という故セーガン博士の望みを皆さんとともに叶えましょう。それは、「人類が地球の銀河社会に於ける役割を認識し、その上で地球の存在意義と真の意味での可能性を学ぶ新世紀である」と語ったフリードマン博士の二十一世紀への思いを総ての方々が共有することで実現できるものであると強く感じます。

米国惑星協会が献身的に支援を行ってきた SETI(セチ:地球外知的生命探査)計画や、重要性を認識すべきとする火星有人探査推進への提言も検討し、まずは、日本惑星協会が組織として独自の太陽系探査提案を展開できる環境を整えることが米国惑星協会との大事な ” 約束 ” を果たす一歩となります。
 

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