火星

以下の画像は、1997年07月に火星に着陸した「マーズパスファインダ」が撮影したものです。あまりにも有名なこのショットは、いろいろな憶測を呼び、後方に見える二つの峰(ツインピークス)が人工建造物だとか何とか、、、想像は自由ですが。

手前にゴロゴロと散乱している岩石は、おそらく洪水などで運ばれてきたものだろうと言われています。ローバによる年代測定による結果が、あまりにもばらつきが多いため、上流地域から流されてここに留まったものではないかということです。

その後、たくさんの火星探査が試みられ、多くのデータを得ました。現在活動中のキュリオシティのように、さながら「その場研究所」のような探査も行われております。そういった意味では、火星での生命生存については、そう遠くない将来に決着するのかもしれません。

Image Credit : JPL/NASA
 


作図のポイント - 大気さえ濃ければ ...

既に、様々な学術書も出ており、たくさんの探査機会に得られたデータは豊富です。ここでは詳しく述べません。お持ちの知識で想像力を駆使してください。

尚、映画「オデッセイ」はありかもしれませんが、「ジョン カーター」は有り得ません。。。と思います。
 


還らざる河

この撮像は、2016年04月に撮られたものです。もちろん、キュリオシティです。細かい層状で形成されていた、古代砂岩の堆積物の残骸が連なっています。水の存在を示す粘性鉱物が確認されましたが、この現況についてはもっと後の乾燥した年代で形成されたのではないかとも見られています。
どちらにしても、もう二度とこの河川状の谷には水が流れることはありません。

Image Credit : NASA/JPL-Caltech/MSSS
” Curiosity Mars Rover Crosses Rugged Plateau ”

日本惑星協会では、JPL/NASA 発信のニュースを日本語訳して提供しています。以下からご利用ください。
” TPSJ Space Topics 日本語ニュース ”