次世代太陽系探査
太陽系惑星科学の勧め
May 13, 2024. Latest
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@TPSJofficial
遊星人の海外研究記 その 13 : 保井みなみ「アパラチア山脈に囲まれた田舎での研究生活」
私の博士論文の研究は,シリカ粒子の濃度と空隙率も変化させた混合氷の変形実験を行い,氷の流動則に対するシリカ濃度,空隙率,温度の影響を調べる内容だった.流動則を調べると,地球や火星の氷河・氷床の形成過程や,氷衛星のクレーター緩和 ...
遊星人の海外研究記 その 8 : 癸生川陽子「世界の中心で研究する」
カーネギー研究所の研究環境は非常に良かったと思う.サポートスタッフが豊富だ.装置など,専属テクニシャンがいる場合が多い.事務的なサポートもしっかりしており,今は自分でやっているめんどうな会計処理などはほとんど必要なかった ...
遊星人の海外研究記 その 9 : 藤谷渉「悠々自適な研究生活」
中世から栄えた歴史の長い街ということで,数百年以上の歴史を持つ建物や大きな風車に加え,多数の運河が張り巡らされているなど,オランダらしい街並みを楽しむ事ができます.私が住んでいた家の目の前にも運河があり ...
遊星人の海外研究記 その 5 : 野津翔太「オランダ・ライデン赴任記」
中世から栄えた歴史の長い街ということで,数百年以上の歴史を持つ建物や大きな風車に加え,多数の運河が張り巡らされているなど,オランダらしい街並みを楽しむ事ができます.私が住んでいた家の目の前にも運河があり ...
遊星人の海外研究記 その 4 : 松本侑士「台湾における天文研究」
日本でのポスドク生活との違いとして感じることの一つがポスドクの意見が強く,また重視されている点です.海外からのポスドクのリクルーティングを重視しているためか,欧米でポスドク生活を過ごしていた方が多いためか ...
遊星人の海外研究記 その 3 : 小玉貴則「フランスで生活する楽しさとちょっとの苦労」
私は学生時代に大きな影響を様々な教員から受け,多くの国際学会に参加する機会を与えていただきました.英語を用いた研究発表が苦手な私も,徐々に慣れ,楽しめるものになっていきましたが ...
遊星人の海外研究記 その 2 : 門屋辰太郎「日米の大同 & 小異」
大学院に進学する前の海外経験は,片手で余るくらいの観光旅行と学部時代に参加した中国での野外調査実習,そして高校のプログラムとして参加したオーストラリアでの二週間のホームステイ語学実習でした ...
遊星人の海外研究記 その 1 : 中島美紀「米国大学の “台所事情” 」
そのキャンプは他の東アジア人学生とともに一週間東アジアの将来を議論するというもので,色々なアクティビティを共にする中で今でも連絡を取り合うような友人を作ることができました ...
宮本英昭「産学官連携による惑星科学アウトリーチの試み」
現代は惑星科学の革命期にある.人類は既に 60 個以上の天体に 120 機以上の探査機を送り込み,膨大な探査データの獲得に成功した ...
第2回惑星科学最前線セミナー開催報告
従来の教育体制における物理・化学・生物・地学という縦割り型科学分類の枠組みを外れたところに惑星科学が果たし得る役割があるのではないか ...
谷川智康「世界に挑んだ高校生たち ACM 2012 報告記」
新潟コンベンションセンター朱鷺メッセで,5月16日 - 20日の会期で開催された国際会議「小惑星・彗星・流星会議2012」(以下ACM)に世界の研究者と共に日本の高校生が参加しました ...
佐々木晶「ACM 2012 新潟開催までの道のり」
2012年05月16日から20日まで,新潟市の朱鷺メッセにおいて,アジアで最初の ACM が開催された.参加者は 399 名.世界の 34 カ国から 281 名の国外参加者があり,予想を超えた盛大な会議となった ...
「惑星科学の今後を考える会」の報告
2012年07月24日,神戸大学惑星科学研究センター内の講義室にて「惑星科学の今後を考える会」なる催しが開かれた.本稿はその会議の参加記録であり,紹介である ...
月・惑星科学会議(LPSC)開催要旨と歴史
NASAはやはり偉大なもので、アポロ11号によって回収された試料を世界中の142名の研究者およびグループに配分し、1970年1月5-8日に、彼らを含む数百名の科学者たちがヒューストンに集まって ...
ブラウン大学廣井孝弘氏からの寄稿
惑星科学のすすめ
惑星科学は色々な惑星について研究することを主としますが、結局もっとも面白く重要な惑星は、我々の地球です。その事をも考慮しながら、惑星科学の目的について考える題材 ...
東大新報 1998年 : 廣井孝弘