スペースアートコンテスト III

~ 未知の小惑星を描いてみよう!~

〝小惑星リュウグウ〟想像コンテスト
 

※ 詳細は現在調整中

上画像:OSIRIS-REx 探査機が目指す小惑星ベンヌの想像図(画像クレジット:NASA)

はやぶさ2探査機が、目的地の小惑星 (162173)リュウグウに到着するのは、2018年の6月から7月頃であることがプロジェクトから発表がありました。そこで、「はやぶさ2」ミッションにいっそう興味を持っていただくために、探査機がリュウグウに到着する直前の今の時期に、リュウグウの姿(形、大きさ、表面の様子など)を自由に想像してもらい、到着後にいくつかの部門について入選作品を選ぶコンテスト企画がプロジェクトから出されました。
このコンテストは、各機関がそれぞれ独自に実施し、その上で「JAXA はやぶさ2プロジェクト」に届けて更なる優秀作品の選定を行おうというものです。

このコンテストを機会に、はやぶさ2探査機の目的や意義・重要性を認識して頂くことがとても大切だと考えております。

尚、TPSJ では今回のコンテストを「スペースアートコンテスト III」と位置付けました。「II」は、この夏に第二弾を行いますので、両企画は並行して進められます

 

企画の概要・趣旨

はやぶさ2探査機は、今年06月後半から07月初旬に小惑星リュウグウに到着します。このミッションを前に、皆さんに「リュウグウ」の姿を持ち前の想像力を働かせてキャンバスに描いて頂きます。

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いろいろなリュウグウを描こう!

この夏にリュウグウに到着する「はやぶさ2」探査機は、いろいろな方法でリュウグウを探査します。小惑星全体のマッピングや、衝突体(SCI)を当てて人工クレータを造ってそれを撮影したり、リュウグウ表面に探査ローバを降ろしたりもします。
JAXA が準備した探査を想像してリュウグウを描くのも楽しいですね。→ 続きを読む

応募のご案内

応募期間は、2018年02月01日から04月27日までです。
当コンテストにおいては、日本惑星協会が定めるプライバシーポリシーによる規定または関係する法令・規程類をはじめ、個人情報保護法に準拠して行われます。応募案内と併せて「応募に関する注意事項」を御読み頂き同意の上ご応募ください。→ 続きを読む

コンテストの手順

リュウグウで行う主な探査

ONC, LIDAR による表面形状観測
NIRS3 による含水鉱物観測・測定
TIR による表面物理状態観測
表面および人工クレータからのサンプリング
SCI による衝突現象観測
表面探査ローバの放出

お絵描きする

リュウグウ本体以外の構造物や背景は、パブリックドメインとして使用が許されているものであれば描写のなかに加えても構いません。あくまでも小惑星としてのリュウグウ本体を審査対象とします。アイデアとしていろいろ加味するのは自由に行ってください。

応募する

” 2018年02月01日から04月27日 ” までにご応募ください。今回の募集は年齢に制限はありませんが、審査は「小学生」「中高生」「大学以上一般」に分けて行います。

コンテスト企画概要

JAXA はやぶさ2プロジェクトによる説明
小惑星探査機「はやぶさ2」は、目的地の小惑星 (162173)リュウグウ に2018年の6月?7月に到着する予定で、その運用が続いています。「はやぶさ2」ミッションにいっそう興味を持っていただくために、探査機がリュウグウに到着する前に、リュウグウの姿(形、大きさ、表面の様子など)を自由に想像してもらい、到着後にいくつかの部門について入選作品を選ぶコンテストを行いたいと思います。つきましては、下記でご説明します“ノード”となってこのコンテストに協力していただく科学館、博物館、プラネタリウム、公開天文台、その他宇宙に関連した活動を行っている団体を募集します。是非、ご協力いただけますと幸いです。

実施方法
1.「はやぶさ2」プロジェクトで、コンテストの“ノード”となっていただく機関・団体を募集する。
2018年2月末くらいまで、随時、応募を受け付ける。
簡単な企画書を提出してもらい、趣旨に合致するかをプロジェクトで審査し、問題がなければノードとして認定する。
ノードは「はやぶさ2」プロジェクトのWebで公開する。

2.各ノードで、リュウグウのイラスト等(詳細は下記)を募集していただく。
どのような作品を募集するかや募集の期間などは、各ノードで自由に設定していただいてよい。
ただし、2018年4月末までには募集を締め切っていただく。(2018年5月以降は小惑星が見えてくる可能性があるため)

” 小惑星リュウグウ〟想像コンテスト開催機関を募集します ” - JAXA トピックス
 

企画の趣旨

TPSJ では、青少年に対する惑星科学の啓発・教育補助を活動目的の一つとしています。このようなコンテストは、惑星科学の面白さ、また惑星探査を継続することの意義・重要性などを説明するための優良な手段と捉えています。
地球外生命を想像してキャンバスに描くのと同様に、未だ見ぬ未知の天体を地上観測データだけによって想像して描くこともサイエンスの妙味ではないだろうかと思うのです。

はやぶさ2ミッションの詳細は、” Enjoy Hayabusa2 ” にあります。また、募集期間中は、” コンテストに関するお問い合わせ ” にてサポート(日本語)も常時行います。
 

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January 11, 2018 -
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