Mars Week 3

2020 火星観測週間


2020年10月06日、火星が地球に最接近します。前回、2018年の大接近では、たくさんの観測データ報告を頂きました。今回の接近も約 6207 万 km と、一昨年と 500 万 km ほどの違いでしかありません。これも十分大接近ですよね!
観測ガイド(JAPOS)2020

観測されましたらリポートをお送りください。距離等を付記した「火星観測証」を発行します。このページ一番下の投稿フォームから、各項を記入してお送りください。

観測報告を送る!

公開天文台協会
火星観測ガイド

Astro Arts
火星の地球最接近

国立天文台
火星大接近 2020

17年前の2003年、同じく大接近の2018年に続く「火星観測週間(Mars Week)」第三弾「Mars Week 3」を実施します。前回同様、観測時間、そこから導いた火星までの距離を記した「火星観測証」を、今回の大接近においても同様に発行します。一番下のフォームからご報告ください。
受付期間は、2020年08月01日から10月31日までとしました。以下のウェブサイトでは、観測について丁寧に解説されています。どうぞ、ご利用ください。

JAPOS(公開天文台協会)火星大接近観測キャンペーン
(本文)今回の火星の大接近は2018年の大接近に匹敵する好条件です。今回よりも条件の良い接近は、2035年9月までなんと15年も待たねばなりません。

日本惑星協会が「火星観測週間」サイト公開、観測証を発行
(本文)10月06日に地球と最接近する火星を多くの方に見て知ってもらおうと、日本惑星協会が「火星観測週間」キャンペーンを実施中だ。火星を見た報告をすると「観測証」PDFが発行される。

アストロアーツイベント情報(2018年当時)

国内各地で実施されるイベントは以下の通りです(TPSJ独自集計ですので、イベント予定等ございましたら、” tpsj_info@planetary.jp ” までご一報ください。

★ 2020年の火星接近観測イベント状況:さすがに今のところは未だ公表されていませんね。

★ 2018年の火星接近観測イベント状況:
月光天文台 / 木原天文台観望会 / 幕張火星観望会(高校生天体観測ネットワーク) / 福岡市民天体観望会 / 南阿蘇ルナ天文台 / 湘南台文化センタこども館 / 富山市科学博物館 / さかもと八竜天文台 / サンシャインシティ / 花山天文台天体観望会 / 川口市立科学館 / 益子町天体観測施設スペース250 / 六本木ヒルズ展望台 / 富士見川公園観望会 / 尾張旭市特別観望会 / 姫路科学館×星の子館 / 熊本県民天文台 / 黒部市吉田科学館 / 清和高原天文台 / 銀河の森天文台 / 県立ぐんま天文台 / まちかど観望会@横浜(山下公園) / 京都市青少年科学センター / 岡山アストロクラブ / 門真市夏の天体観望会「夏の星座と火星」 / 三原市宇根山天文台 / 阿南市科学センター / ソフィア堺 / 岡山天文博物館 / 石川県柳田星の観察館「満天星」 / 浜松市天文台 / PAO Navi 火星接近観測イベント一覧 / 以上、07月15日現在開催予定(毎日増えます)

火星観測週間とは?

What is Mars Week?

 

 

観測ガイド


上に記した、国立天文台、AstroArts ウェブの詳細を読み、観測計画を立ててください。ガイドと書きましたが、ここでは用語の簡単な説明を記します。

また、国立天文台による YouTube 動画での解説が ” こちら ” にあります。

地心距離
地球の中心から、火星(今回の場合)の直径を半分で割ったものを中心とした距離です。天文単位(AU=au)を使うことが多いです。

視直径
角直径と同義で、ある位置から見た天体の見かけの大きさを表します。ちなみに、太陽と月の視直径は、だいたい同じです。

火星の地球接近
約2年2ヶ月(約780日)の周期で、太陽から見た火星と地球が重なります。これを会合と言い、火星が地球に一番近づく瞬間です。

火星の衛星
火星には二つの衛星があります。外側を小さ目のダイモスが周回し、内側のフォボスは西から昇り、フォボスは一日に二度、火星を周回します。

いろいろな天文現象
大接近前の09月06日には月と火星が接近します。南アメリカ~アフリカで火星食があります。火星大接近と併せて楽しんでください。

日本の火星探査
2003年のぞみ探査機の火星軌道投入断念から15年、国内では火星衛星に向けた探査プロジェクト MMX が採択されようとしています。

近年の最接近データ
 

2020年地球最接近は、6207 万 0493 ㎞ です。
 

地球-火星の位置と視直径(国立天文台から)
 

火星の動き(国立天文台から)
 

2020年09月の東京の夜空(国立天文台から)
 

Mars Week 3 実行委員会


井本昭(日本惑星協会)吉川真(宇宙科学研究所)安田岳志(日本公開天文台協会)井上毅(明石市立天文科学館)三島和久(倉敷市科学センター)阿部新助(日本大学)渡部義弥(...)永山悦子(毎日新聞)池下章裕(CG クリエイター)大城陽子(日本火星協会)小野夏子(...)森永直花(TPSJ 推進事務局)

協力:アストロアーツ(AstroArts)

過去の観測イベント

はやぶさ2地球スイングバイ観測キャンペーン

December 03, 2015 :
日本惑星協会、日本公開天文台協会との共催(協力:JAXAはやぶさ2プロジェクト)で実施。

オシリスレックス地球スイングバイ日米共同キャンペーン

OSIRIS-REx探査機の地球 スイングバイ観測キャンペーンを米国チームと共同実施しました。

ベピコロンボ地球スイングバイ日欧共同観測キャンペーン

April 10, 2020 :
水星探査機「みお」の地球スイングバイ観測キャンペーンを ESA と共同実施しました。

火星の今をリポートしよう!

受付期間は、2020年08月01日から10月31日
観測ガイド(JAPOS)2020


お届けする観測証に記載する情報をお送りください。タイトルを付けて頂くと(全角16文字以内)観測証に記載できます。


必要な情報は以下の通りです。フォームにアスタリスク(*)が付いています。


観測日時 :(例)2020年10月06日22時39分(+ 秒)
観測場所 :(例)大阪府大阪市大阪区大阪町 1-1-1
観測機材 :(例)カメラのスペック、目視であれば目視
お名前 : (例)浜地昭 Hamachi Akira(必ずアルファベットまで)
Eメイル : 投稿の確認を受け取れるメイルアドレス


座標データ(黄道座標または赤道座標)が有りましたらお送りください。観測機材も記入頂ければ、観測証に記載できます。


撮像された画像データをお送り頂く場合は、この投稿フォームに書かれたメイルアドレスを使用してお送り頂くか、異なるメイルアドレスからお送り頂く場合はフォームに記入したアドレスを記載してお届けください。画像の規模は、幅 2,000 px 以下に御調整ください。届いた画像は、観測証に使用します。ウェブにアップロードされている場合は その URL を下記フォームに記載ください。
観測証の送付は、08月01日のキャンペーン開始直後から、順次お送りする「予定(マンパワー状況により、発行速度が変速します)」です。


画像送付先 : 火星観測画像送付
 

投稿フォーム

Copyright © 2018, TPS of Japan.