NASA は、ディスカバリー・プログラムにおいて、私たちの太陽系誕生1000万年に満たない時期の新たな発見の可能性を探る二つのミッション、「Lucy(ルーシー)」と「Psyche(プシケ)」を採択しました。最終選考に残った五つのチームの中から選ばれ、それぞれ2021年と2023年に打ち上げを目指してミッション達成に臨みます。

TPSJ は、小天体探査フォーラム創設期から盛んに検討された、M 型小惑星(主にニッケルや鉄などの金属で形成された天体カテゴリ)探査へのランデブーミッションに絡めて、プシケ探査を思いっきり応援し、その過程で日本が次期小天体探査の発案に至る可能性を求めながら、このミッションを追いかけて行きたいと考えています。皆さんとご一緒に!
 


 

NASA ディスカバリープログラムで最終的に採択

(Lucy と併せて採択された)Psyche ミッションは、まさにアステロイドメインベルト(小惑星帯)に位置する小惑星番号 16 Psyche を探査するものです。Psyche は、直径約130マイル(210キロメートル)と、小惑星帯では大きな規模であり、岩石や氷の多い大部分の小惑星とは異なり、大部分が地球のコアと同様に金属鉄とニッケルで構成されていると考えられています。科学者たちは、Psyche が火星と同じ大きさであったものが、何十億年も前に発生した数多くの激しい衝突のために岩石状の外層を失った初期の惑星の核となったのではないかという疑問を探ります。
Psyche ミッションは、太陽系形成初期段階での惑星などの分化天体が、コア、マントル、クラストなどの層状を理解するためのミッションです。

「このミッションは、岩や水氷ではなく、金属質の天体を探査する新たな機会だ」
と、テネペ州のアリゾナ州立大学の Psyche 主任研究員 Lindy Elkins-Tanton は述べています。
「Psyche は、M 型小惑星としてよく知られている探査可能な唯一の天体だ。この探査は我々がコア状天体を訪れる唯一の機会なのだ」

Psyche は、2023年の10月に打ち上げられる予定です。

尚、Lucy and Psyche ミッションを選出したことと併せて、NASA 当局は、Near Earth Object Camera(NEOCam)プロジェクトの運用を1年間延長する予定であることを発表しました。 NEOCam 宇宙望遠鏡は、危険な小惑星が発見される可能性のある、地球の軌道に最も近い宇宙の領域を観測するように設計されています。
 

ディスカバリー・プログラムのクラスミッションは、比較的低コストであり、その開発は約4億5,000万ドル程度で見積もられます。

引用 : Space Topics JPL日本語訳ニュース : January 05, 2017
 


 


ミッション概要

プシケ・ミッションは、火星・木星間にあるアステロイドベルトという小惑星群とともに太陽を周回する個性豊かな金属小惑星への旅となります ...

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Arizona State University

ミッション提案を行ったアリゾナ州立大学のプシケミッションホームウェブから、ミッション解説を日本語訳しました ...

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プログラム採択に至る経緯

2014年、NASA Science Mission Directorate (SMD)は、ニューフロンティア計画とディスカバリープログラム、太陽系探査プログラムの管理を一元化しました ...

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