NASA Artemis I SLS「ウェットドレスリハーサル」に関する一連の NASA プレスリリース
 

02月23日のアルテミス関連テレコン開催予告から直近の試験報告までをまとめました。
 

#01
NASA、Artemis I SLS 月探査計画に関するメディア向け遠隔会議を開催
原文 : February 23, 2022 : NASA to Provide Media Update on Artemis I Moon Mission
 

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2022年01月19日早朝の、フロリダ州の NASA ケネディ宇宙センターのビークル組立棟(Vehicle Assembly Building:VAB)のローベイの入り口の様子。ドアの上に「Artemis」のバナーがある。VAB 内では、NASA SLS(スペースローンチシステム)と Orion 宇宙船が、同機関の Artemis I 飛行実証に向けた最終試験を受けている。
Image Credit : NASA/Cory Huston
 

NASAは、02月24日(木)午後02時30分(EST)よりメディア向け遠隔会議を開催し、無人探査計画「Artemis I SLS Orion」の打ち上げに向けた進捗状況について報告する予定。

Artemis I 計画のエンジニアたちは、打ち上げに向けた最後の仕上げ作業と、03月中旬にフロリダ州の NASA's Kennedy Space Center(NASA ケネディ宇宙センター:KSC)の発射台に初めてロケットを移動させる前の統合テストに取り組んでいる。

電話会議の模様は、以下のサイトでライブ配信される。

NASA Live
 

ブリーフィングの登壇者

NASA 本部探査システム開発担当副管理官 Tom Whitmeyer(トム・ホイットマイヤー)
KSC 探査地上システムプログラムマネージャ Mike Bolger(マイク・ボルガー)
NASA 本部アルテミス I ミッションマネージャー Mike Sarafin(マイク・サラフィン)
 

NASA は、来月、Space Launch System(SLS:スペースローンチシステム)ロケットと Orion 宇宙船を統合したものを、ビークル組立棟から KSC の発射台 39B に運び出し、試験を行う予定だ。この最終テストは、Wet Dress Rehearsal(ウェットドレスリハーサル)と呼ばれ、ロケットのタンクに推進剤を充填する作業や、打ち上げのカウントダウンなどをリハーサルする。リハーサルが成功した後、NASA はロケットを組立棟に戻して最終チェックを行い、打ち上げの正式な目標日を決定することになる。

Artemis 計画を通じて NASA は、女性および非白人として初めて月面に降り立ち、月面での長期滞在への道を開くとともに、火星探査への道程の足がかりとする。

NASA Artemis I 計画の詳細については、以下をご覧頂きたい。

Artemis I | NASA
 

また、当サイト内にもアルテミス計画を特集したウェブ紙がある。以下だ。

SLS アルテミス I の詳細(日本語)
NASA SLS Artemis I Home(日本語)
 

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Kathryn Hambleton
Headquarters, Washington

MEDIA ADVISORY M22-026
 



#02
NASA は Artemis I の打ち上げに向け、Howard Hu(ハワード・フー)を「Orion 計画」のリーダーに昇格させる
原文 : March 01, 2022 : NASA Promotes Howard Hu to Lead Orion Ahead of First Artemis Mission
 

Image Caption :
Howard Hu(ハワード・フー)
Image Credit : NASA
 

「Orion チームは、NASA、欧州宇宙機関、産業界にまたがる、非常に優秀で献身的な人々で構成されている」とフーは述べる。
「深宇宙における Artemis I 運用を開始するにあたり、チームを率いる機会を与えられたことは光栄だ。来たる Artemis I ミッションで我々は、女性、非白人初の月面着陸、火星への有人ミッションの準備という NASA の目標に向けた新たな大きなマイルストーンを迎える」

フーは 30 年以上の NASA での経験を生かし、現在は Orion 計画の副マネージャーも務めている。また、アビオニクス、電力、ソフトウェアのマネージャーや、車両統合オフィスの副マネージャーなど、Orion の主要なリーダー職を歴任してきた。Orion 計画に参加する前は、NASA の有人探査計画、国際宇宙ステーション、スペースシャトル計画を支援するため、いくつかの重要な技術職や指導職を経てきた。
 

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Kathryn Hambleton
Headquarters, Washington
Laura Rochon
Johnson Space Center, Houston

MEDIA ADVISORY 22-022
 



#03
NASA 大型月探査 SLS ロケット初展開に向けた取材・活動要旨
原文 : March 11, 2022 : Coverage, Activities Set for First Rollout of NASA's Mega Moon Rocket
 

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NASA ケネディ宇宙センターのビークル組立棟で、試験のためのロールアウトを待つ、Artemis I SLS。
Image Credit : NASA
 

フロリダ州にある NASA ケネディ宇宙センターの車両組立棟では、ミッション実施前の試験のため、Artemis I SLS ロケットと Orion 宇宙船をロールアウトする。

NASA は03月14日(月)にメディア向け遠隔会議を開催し、無人月探査計画 Artemis I を請けるメガムーンロケット SLS と統合される Orion 宇宙船の初試験運用について説明する予定。

NASA ケネディ宇宙センターの発射台 39B への SLS ロケットと Orion 宇宙船の搬出は、03月17日(木)に予定されている。

メディアコールは、ミッション活動を進める準備ができているかどうかを判断する試験準備審査終了後の午後05時30分(東部標準時)に開始され、この遠隔会議の模様は、NASA のウェブサイトで生中継される。

電話会議の参加者は以下の通り。

Tom Whitmeyer(トム・ホイットマイヤー)NASA 本部、探査システム開発担当副管理官
Mike Sarafin(マイク・サラフィン)NASA 本部、Artemis ミッション・マネージャー
harlie Blackwell-Thompson(チャーリー・ブラックウェル-トンプソン)NASA 探査地上システムプログラム、KSC Artemis 打ち上げ責任者
John Honeycutt(ジョン・ハニーカット)マーシャル宇宙飛行センター、宇宙発射システム・プログラム担当マネジャー
Howard Hu(ハワード・フー)ジョンソン宇宙センター(JSC:ヒューストン)Orion 宇宙船プログラム・マネージャー

ロールアウトのライブ中継は、米国東部夏時間03月17日(木)午後05時に始まり、Bill Nelson(ビル・ネルソン)NASA 長官や他のゲストによるライブスピーチが予定されている。この模様は、NASA テレビ、NASA アプリ、および NASA のウェブサイトで放送される予定。

発射台では、「ウェットドレスリハーサル」と呼ばれる打ち上げ前の最終テストが行われ、SLS の推進剤タンクへの充填や打ち上げカウントダウンが行われる。

ロールアウトは、ロケット組立棟と発射台の間の 4 マイルを移動し、6 時間から 12 時間を要する。打ち上げリハーサルの模様は、米国東部時間(EST)午後04時から、ケネディ・ニュースルームの YouTube チャンネルでライブ配信される予定。
 

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Kathryn Hambleton
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Brittney Thorpe / Tiffany Fairley
Kennedy Space Center, Florida

MEDIA ADVISORY M22-033
 



#04
Artemis I SLS(アルテミス I スペースローンチシステム)の「ウェットドレスリハーサル」に向けてロケットを準備
原文 : March 18, 2022 : NASA Readies Rocket for Artemis I Wet Dress Rehearsal
 

フロリダ州の NASA's Kennedy Space Center(KSC:ケネディ宇宙センター)の発射台 39B で行われる Artemis I SLS 打ち上げに先立って、エンジニアは、SLS ロケット、オリオン宇宙船、探査地上システムの「ウェットドレスリハーサル」と呼ばれる最終試験を実施する。リハーサルでは、Artemis I SLS 打ち上げチームが、ロケットのタンクへの推進剤の充填、打ち上げカウントダウン、カウントダウンクロックのリサイクル、タンクの排出などの作業を行い、打ち上げ時のタイムラインと手順のエクソサイズを行う。

約二日間の試験期間中、各チームは打ち上げ本番と同様に設備を稼働させ、カウントダウンシーケンスを正式に開始することから始める。チームは KSC の発射管制センターのスタッフと、ヒューストンの NASA's Johnson Space Center(ジョンソン宇宙センター)、Space Force Eastern Range(宇宙軍東部射場)、アラバマ州ハンツビルの Marshall Space Flight Center(マーシャル宇宙飛行センター)の SLS エンジニアリングサポートセンターにいる管制センタースタッフと通信し、管制官は、ロケットや宇宙船のシステム、地上支援機器の総ての電源をオンにする。

その後、打ち上げのために設定された詳細なスケジュールに沿って、移動発射台で液体水素や液体酸素など 70 万ガロン以上の超低温推進剤をロケットに充填する。天候の確認、カウントダウンの中断事態、推進剤の充填調整と補充確認・検証など、あらゆるフェーズを想定してエクソサイズする。

「ウェットドレスリハーサル」では、打ち上げ当日にコアステージの RS-25 エンジンが点火する直前まで達すると、管制官が T-10 分ポイントまで後退し、保持した状況で再びカウントダウンを再開させる。そして、打ち上げの約 10 秒前に意図的にカウントダウンを停止し、打ち上げを中止してロケットから推進剤を排出するデモを行う。カウントダウン中やカウントダウン前に技術的・気象的な問題が発生したことにより管制官が打ち上げを中止することを「スクラブ」と呼ぶことがあるが、推進剤の排出作業を実演することで、打ち上げ当日のさまざまなシナリオに対応することができる。

「ウェットドレスリハーサル」の数日後、ロケットと宇宙船はビークル組立棟(VAB)に戻される。VAB では、技術者がプラットフォームを拡張して、ロケットと宇宙船への必要な部分へのアクセスを回復させておく。また、「ウェットドレスリハーサル」で監視に使用されたセンサーの取り外し、オリオン宇宙船やその他のシステムのバッテリーの充電、後発物資のオリオンへの格納、いくつかの部品の最終チェックアウトなどの作業も併せて行われていく。オリオン宇宙船と SLS ロケットは、打ち上げの約一週間前に発射台へ移動し、最終確認を行う予定だ。

NASA はリハーサルのデータを確認した上で、Artemis I SLS の打ち上げの具体的な目標日を設定する予定だ。複雑化極まる一連のミッションの初フライトである Artemis I SLS は、有人深宇宙探査の基盤を構築し、Artemis II SLS における有人初飛行に先立ち、人類の存在を地球・月圏以遠に拡大するためのコミットメントと能力を示すものである。
 

Last Updated: Apr 02, 2022
Editor: Rachel Kraft
 



#05
NASA の巨大な月探査 SLS ロケットの打ち上げパッドへの初めての搬入を完了
原文 : March 18, 2022 : NASA's Mega Moon Rocket, Spacecraft Complete First Roll to Launch Pad
 

前記事を、ホイットマイヤーやネルソン長官の発言を交えて記事化したもの

NASA スペース・ローンチ・システム(SLS)ロケットは、オリオン宇宙船とともに、フロリダ州 KSC ケネディ宇宙センターの発射台 39B に到着し、Artemis I SLS 無人月探査ミッション前の最終テストに備えている。

この無人飛行実証により、Artemis 計画の下で女性、非白人では初めての月面着陸探査を目指すミッションへの道が開かれる。
 

Image Caption :
2022年03月18日(金)、フロリダ州にある NASA ケネディ宇宙センター(KSC)で初めて発射台に繰り出されたオリオン宇宙船を搭載した SLS ロケットが、移動発射台の上でスポットライトに照らされている画像。
Image Credit : NASA
 

Bill Nelson(ビル・ネルソン)NASA 長官は、「この神聖で歴史的な場所から、人類はまもなく深宇宙探索の新時代に乗り出すだろう」と語った。
「アルテミスI 計画は、人類の月圏における存在を拡大するための NASA によるコミットメントと能力を示すものである」

移動発射台に設置され、ビークル組立棟から発射エリア 39B への移動のためにクローラー輸送車に接合された SLS とオリオン宇宙船は、10時間28分かけて 4 マイル先の発射エリア 39B に到達した。03月17日木曜日の午後05時47分に旅立ち、高さ 322 フィート、重量 350 万ポンドの SLS ロケットとオリオン宇宙船は、03月18日の午前04時15分に 39B パッドに到着した。

「ウェットドレスリハーサル」と呼ばれるこの最終試験では、Artemis I SLS 打ち上げチームが、ロケットのタンクへの推進剤の充填、打ち上げカウントダウン、カウントダウンクロックの再使用、タンクの排出などの作業を行い、打ち上げに向けたタイムラインと手順のリハーサルを行う。

ワシントンの NASA 本部で共通探査システム開発担当の副長官を務める Tom Whitmeyer(トム・ホイットマイヤー)は、「ロケット組立棟からの搬出は、このロケットと宇宙船にとって象徴的な瞬間であり、NASA にとって重要なマイルストーンとなる」と述べている。
「到着した 39B 射場で、我々は統合されたシステムを駆使して打ち上げカウントダウンの演習を行い、打ち上げの準備のためにオリオン宇宙船を、月圏へ旅するために必要な推進剤をロケットに充填する」

試験の前に、SLS ロケット、オリオン宇宙船、および関連する地上システムは発射エリアでチェックを受けることになる。リハーサルの後、NASA は試験により得られたデータを確認した上で、来たる Artemis I SLS 打ち上げの具体的な目標日を設定する予定だ。ロケットと宇宙船は、試験の数日後にビークル組立棟に戻され、リハーサルで使用したセンサーの取り外し、システムバッテリーの充電、後発物資の搭載、最終チェックアウトなどが行われる予定である。その後、オリオン宇宙船と SLS ロケットは、打ち上げの約一週間前に、最後の地上の旅として発射台へ移動する。

パッドロールアウト活動の写真は以下にある。

Album Artemis I Rollout for Wet Dress Rehearsal
 

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Release 22-026
 



#06
月探査に向けた SLS 最終テストの最新情報と報道提供要旨
原文 : March 28, 2022 : NASA to Provide Updates, Coverage for Final Test Ahead of Moon Mission
 

NASAは、03月29日(火)午後01時(EST)よりメディア向け遠隔会議を開催し、無人月探査機 Artemis I SLS の打ち上げに向けた、メガムーンロケット SLS とオリオン宇宙船の最終主要テストについて説明する予定。
 

Image Caption :
2022年03月21日、NASA ケネディ宇宙センターの発射エリア 39B で、朝日が Artemis I SLS とオリオン宇宙船の周りに暖かい光を投げかけている。移動式発射台の上にある SLS ロケットとオリオン宇宙船は、「ウェットドレスリハーサル」と呼ばれる打ち上げ前の試験のために、crawler-transporter 2(クローラー輸送機 2)でパッドに運ばれた。Artemis I は SLS とオリオン宇宙船の初めての統合試験として計画された。
Image Credit : NASA/Ben Smegelsky
 

このテストは「ウェットドレスリハーサル」と呼ばれ、04月01日(金)から04月03日(日)までフロリダ州の NASA の Kennedy Space Center(ケネディ宇宙センター)の発射台 39B で行われる予定だ。このテストでは、Artemis I 計画で使用する SLS ロケットへの極低温推進剤の充填と排出を含む、発射台での完全な打ち上げカウントダウンおよびその停止を実施する能力を実証する予定。

電話会議の参加者は以下の通り。

Tom Whitmeyer(トム・ホイットマイヤー)NASA本部共通探査システム開発担当副管理官
Charlie Blackwell-Thompson(チャーリー・ブラックウェル-トンプソン)NASA ケネディ宇宙センター、NASA 探査地上システムプログラム、Artemis 計画打ち上げ担当者
John Honeycutt(ジョン・ハニーカット)NASA マーシャル宇宙飛行センター、宇宙発射システムプログラム担当マネジャー
Howard Hu(ハワード・フー)NASA ジョンソン宇宙センター、オリオンプログラム・マネージャー
Mike Sarafin(マイク・サラフィン)NASA 本部 Artemis ミッションマネージャー
 

04月01日(金)午後12時からリハーサル期間中、ケネディ・ニュースルームの YouTube チャンネルで、パッド上のロケットのライブ映像(音声や解説なし)を配信する予定。リアルタイムで更新される運用情報は、Artemis のブログやソーシャルアカウントに掲載される予定。「ウェットドレスリハーサル」では、対面でのメディア活動は予定していない。

また、04月04日午前11時に上記の参加者とテスト後のメディア向け電話会議を開催する予定もある。
 

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MEDIA ADVISORY M22-041
 



#07
NASA、月探査計画 Artemis I SLS 実施に向けた最終テストの状況を本日発表
原文 : April 05, 2022 : NASA to Discuss Final Test Status Today Before Artemis Moon Mission
 

NASAは、04月05日(火)午後04時(EST)よりメディア向け遠隔会議(テレカン)を開催し、無人月探査計画 Artemis I に向けた SLS メガムーンロケットとオリオン宇宙船の発射台での最後の主要テストについて、改めて最新情報を伝える予定。遠隔会議の音声は、NASA ウェブサイトでライブ配信される。

「ウェット・ドレス・リハーサル」と呼ばれる約二日間のテストで、04月04日(月)、コアステージベントバルブを制御するモバイルランチャーのパネルで問題が発生した。このバルブは、タンキング中にロケットのコアステージから圧力を逃がすためのものだ。NASA の打ち上げ担当者は、チームのシフトが終わりに近づいていたため、問題を解決するための時間を考慮し、テストを中止するよう喚起した。

テストを止めた時点で、チームは液体酸素の約 50 % を SLS のコアステージに充填していた。チームは、試験範囲の可用性と周辺システム確認に必要な時間を検討した結果、「ウェットドレスリハーサル」を再試行する決定を下した。

04月05日(火)午後04時の遠隔会議の参加者は以下の通り。

Tom Whitmeyer(トム・ホイットマイヤー)NASA本部共通探査システム開発担当副管理官
Mike Sarafin(マイク・サラフィン)NASA 本部 Artemis ミッションマネージャー
Charlie Blackwell-Thompson(チャーリー・ブラックウェル-トンプソン)NASA ケネディ宇宙センター
 

このテストは、ケネディの発射台 39B で、Artemis I SLS ロケットへの極低温推進剤の充填と排出を含む総ての打ち上げリハーサルを実施するものだ。このドレスリハーサルは、04月01日に始まったが、04月03日の日曜日に極低温推進剤の充填作業のさなか、移動発射台の加圧に必要な二つのファンの異常のために中断された。
 

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MEDIA ADVISORY M22-046
 



Akira IMOTO

Editorial Chief, Executive Director and Board of Director for The Planetary Society of Japan

Japanese Translation : A. IMOTO TPSJ Editorial Office