NASA Artemis II SLS「ウェット・ドレス・リハーサル:SLS 各ステージの燃料補充モード移行完了」

原文 : February 02. 2026 : Artemis II Wet Dress Rehearsal: All SLS Stages in Replenish Mode
 

Imahe caption :
2026年01月28日(水)、雲と太陽が空を照らす中、NASA Artemis(アルテミス)II ミッション SLS(スペース・ローンチ・システム)ロケットと Orion(オリオン)宇宙船が、フロリダ州ケネディ宇宙センターの発射施設 39B で垂直に設置されている。
Credit : NASA/Cory S Huston
 

NASA チームは、Artemis(アルテミス)II ミッションのウェット・ドレス・リハーサル中に、SLS ロケットの全極低温タンクを補充モードに移行させた。これにはコア・ステージと暫定極低温推進ステージの液体水素タンクおよび液体酸素タンクが含まれる。エンジニアは、以前に漏洩が検出されたテール・サービス・マストのアンビリカルにおける液体水素濃度レベルを引き続き監視している。現在のレベルは安定している。

チームが補充モードに入るのは、断熱タンク内でも極低温推進剤は時間の経過とともに自然に温まり蒸発するためである。補充モードでは、適切なレベルと圧力を維持するため、少量の液体水素と液体酸素を継続的に追加することでこの現象を相殺する。これにより、カウントダウンが最終段階に向かう間も、ロケットが完全に燃料を保持し安定した状態を維持することが保証される。

全段の燃料補給完了後、各チームは最終システム・チェックを実施し、バルブとセンサーの性能を確認した後、模擬打ち上げ操作と最終準備確認を含む最終カウントダウン・シーケンスに移行する。カウントダウン時計は40分間の待機状態に入った。これはアルテミス I から新たに追加された手順である。

全段の燃料補給が完了したアルテミス II のウェット・ドレス・リハーサルは、最終燃料充填構成に移行し、ターミナル・カウントダウンに近づいている。NASA のクローズアウト・クルーは、重要な燃料充填作業中の安全と準備態勢を確保するため、発射施設 39B へ向かう準備を進めている。

発射台上のロケットの 24 時間ライブ配信は以下 YouTube で継続中であり、ウェット・ドレス作業を別配信で収録する予定である。

NASA´s Artemis II Live Views from Kennedy Space Center
 

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アルテミス計画の全貌については、以下で特集しております。

NASA SLS アルテミス II ミッション
 



Akira IMOTO

Editorial Chief, Executive Director and Board of Director for The Planetary Society of Japan

Japanese Translation : A. IMOTO TPSJ Editorial Office