Space Topics 2026
NASA Blogs 日本語訳解説
アルテミス II ミッションのウェット・ドレス・リハーサルと打ち上げ機会を更新
NASA Artemis II SLS「アルテミス II ミッションのウェット・ドレス・リハーサルと打ち上げ機会を更新」
原文 : January 30. 2026 : NASA Updates Artemis II Wet Dress Rehearsal, Launch Opportunities
Imahe caption :
2026年01月29日(木)、フロリダ州 NASA KSC(ケネディ宇宙センター)発射施設 39B において、移動式発射台上に設置された Orion(オリオン)宇宙船を搭載したArtemis(アルテミス)II SLS(スペース・ローンチ・システム)ロケットが確認された。アルテミス II 試験飛行では、NASA のリード・ワイズマン司令官、ビクター・グローバー飛行士、ミッション・スペシャリストのクリスティーナ・コック、および CSA(カナダ宇宙庁)のミッション・スペシャリスト、ジェレミー・ハンセンが月を周回して地球に帰還する予定である。
Credit : NASA/Jim Ross
NASA は天候の影響を受け、ケネディ宇宙センターでの今後の Artemis(アルテミス II ウェット・ドレス・リハーサルにおける燃料注入日を02月02日(月)に設定した。この変更により、最初の打ち上げ可能時期は02月08日(日)以降となる。
ここ数日間、エンジニアらはフロリダ州を襲う寒波と強風の影響を注意深く監視してきた。州を襲う稀な寒波の影響を考慮し、予測される気象条件とハードウェアの耐性を比較検討した結果、スケジュール変更を決定した。発射施設でのチームと準備態勢は、ウェット・ドレス・リハーサル実施に向けた準備を整えたままである。しかし、今週末の予想される気象条件は打ち上げ条件を満たさないため、試験のスケジュールを調整することで、NASA はリハーサルを成功させる態勢を整えることになる。
NASA は、チームがウェット・ドレス・リハーサルの結果を検証するまで打ち上げ日程を決定しない方針だが、02月06日(金)と07日(土)の打ち上げ機会は消滅した。これ以上の遅延が生じた場合、打ち上げ日は 1 日単位で繰り下がる。
アルテミス II の搭乗員は現在もヒューストンで隔離中である。管理部門は搭乗員の到着スケジュールを評価中だ。
模擬打ち上げウィンドウは02月02日午後09時(米国東部標準時)に開始され、カウントダウンは約 49 時間前に開始される。NASA は試験に先立ち気象条件を引き続き評価する。
現在の寒冷な天候下、技術者はオリオン宇宙船の電源を維持し、低温に対応したヒーター設定を実施している。宇宙船およびロケットの構成要素(ブースター後部スカートを含む)の環境条件維持に用いられるパージ・システムも、天候に応じて設定されている。
発射台上のロケットを 24 時間ライブ配信する映像は引き続きオンラインで公開中。NASA はウェット・ドレス・リハーサル活動を収録する別配信を計画している。また燃料注入中の試験に関するリアルタイムブログ更新も提供する。
アルテミス計画の全貌については、以下で特集しております。
Akira IMOTO
Editorial Chief, Executive Director and Board of Director for The Planetary Society of Japan

