Space Topics 2022
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Artemis(アルテミス)I Orion(オリオン、オライオン)宇宙船、KSC ケネディ宇宙センターへ帰還
NASA Artemis(アルテミス) I SLS「Artemis(アルテミス)I Orion(オリオン、オライオン)宇宙船、KSC ケネディ宇宙センターへ帰還」
原文 : December 30, 2022 : Artemis I Orion Spacecraft Returns to Kennedy Space Center
Madison Tuttle Posted on December 30, 2022 16:18
Artemis(アルテミス)I SLS ミッションで使用された Orion(オリオン、オライオン)宇宙船は、140 万マイルに及ぶ月周回-地球帰還ミッションを終え、12月30日に NASA KSC(ケネディ宇宙センター)に到着した。12月11日に太平洋に着水した宇宙船は、カリフォルニア州のサンディエゴ海軍基地から、フロリダ州の KSC マルチペイロード処理施設までのトラックによる地上の旅を終えた。
アルテミス I は、NASA の新たな月探査の一環として大きな一歩を踏み出し、次のミッションであるアルテミス II での SLS(スペースローンチシステム)ロケットと Orion による月周回飛行のための舞台を整えた。
Production of the SLS rocket is continuing in full force in 2023 as we prepare for future #Artemis missions.
— NASA_SLS (@NASA_SLS) December 31, 2022
Get ready for the new year and familiarize yourself with the various parts of SLS in the "Explore the System" feature on our @NASAArtemis website: https://t.co/CQFLvsvu0V pic.twitter.com/tOFtFmF979
オリオンがケネディに戻った今、技術者は、マネキン船長の Moonikin Campos、無重力インジケータとしての Snoopy(スヌーピー)、標準のフライトキットなどのペイロード(搭載物)を、サービス解除作業の一環としてカプセルから取り外す予定である。宇宙船の熱シールドなどは、広範な分析のために取り外され、残ったハザードも降ろされる予定だ。
宇宙船が大気層を突き抜けて降下する様子や、無人航空機(ドローン)から撮影されたスプラッシュダウン(着水)の空撮映像も新たに公開した。宇宙船が地球に帰還する新しい映像は、以下で閲覧できる。
また、この Artemis I ミッションの画像は、NASA のジョンソンスペースセンターの ” Flickr ” アカウントと ” イメージ・ビデオライブラリ ” で閲覧が可能だ。
Akira IMOTO
Editorial Chief, Executive Director and Board of Director for The Planetary Society of Japan