Space Topics 2022
NASA Blogs (Ja) 日本語訳解説
引き続き、次の打ち上げチャレンジのための検討、異常個所へはチームはシール交換を決める
NASA Artemis（アルテミス） I SLS「引き続き、次の打ち上げチャレンジのための検討、異常個所へはチームはシール交換を決める」
原文 : September 06, 2022 : Teams Continue to Review Options for Next Attempt, Prepare to Replace Seal
Rachel Kraft Posted on September 03, 2022 06:26 pm
09月03日（土）、水素漏れのためにアルテミス I の打ち上げを中止した後、チームは発射台で、移動発射台の液体水素燃料供給ラインと SLS ロケットをつなぐクイックディスコネクトと呼ばれるインターフェースのシールを交換することを決めた。
発射台で作業を行うには、天候やその他の環境条件からハードウェアを保護するために、技術者が作業エリアの周囲に囲いを設置する必要があるが、エンジニアは極低温条件下でも修理の試験を行う方法もある。また、据え付けられた状態で作業を行うことにより、問題の原因を把握するためのデータをできるだけ多く収集することもできる。また、パッド上の極低温設備を必要としない追加作業を行うために、ロケットを車両組立棟（VAB）に戻すことも考えられる。
現在 25 日間とされている飛行終了システムの認証のための東部射場による要求を満たすために、NASA は次の打ち上げの前にロケットと宇宙船を VAB に戻し、システムのバッテリーをリセットする必要がある。飛行終了システムは、公共の安全を守るために、すべてのロケットに義務付けられている。
Akira IMOTO
Editorial Chief, Executive Director and Board of Director for The Planetary Society of Japan