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土星探査機カッシーニ「土星とリング間ダイビングが成功!初期データが届く」

Updated : April 28, 2017
April 27, 2017 JPL/NASA 原文 : ” NASA Spacecraft Dives Between Saturn and Its Rings ”

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NASA カッシーニ探査機は、2017年04月26日(PDT)に土星とそのリングの間の狭いギャップ(隙間)にダイブした後、地球との通信を再開した。探査機は、ギャップを通過中に収集された科学・工学データを地球に送り続けている。
カリフォルニアのモハベ砂漠にある、NASA DSN(Deep Space Network) Goldstone Complex は、2017年04月26日午後11時56分(PDT)にカッシーニからの信号をキャッチし、4月27日午前12時01分(PDT)からデータのダウンロードを開始した。
 


今回のダイブで撮られた未処理の土星大気近くの画像。これまでで最近距離。下画像二つも同じ。
Image Credit : NASA/JPL-Caltech
 

「カッシーニ探査機は、これまでの探査に引き続き、我々が新たな探究を求める証跡を再び示した」と、NASA 本部の惑星科学部門ディレクターの Jim Green は語った。

 

 

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カッシーニは、土星の雲頂から 3,000 ㎞、最も内側のリングから 300 ㎞ の距離を通り抜けた。この土星雲頂での気圧は、地球の 1 バール(気圧)に相当する。磁場の影響も含め、ダイビングの成功を確信しつつも初めての「体験」である今回一回目のチャレンジには、とても気を使ったとプロジェクトマネージャは語る。

「これまでの土星の他のリング観測の経験に基づいて、リングと土星の間のこのようなギャップがどのような状態なのかを予測し、その予測は信頼に足るものだった」とカッシーニプロジェクトマネージャの Earl Maize は語った。
「カッシーニが、計画通りに最良の形でギャップを突き抜けてきたことを報告できることはとても嬉しい」

リングと土星の大気最上層の間の隙間は約 2,000 ㎞。このエリアには当然リングを形成する粒子の存在が窺えるが、リング全体のスケーリングから微細な煙状粒子であることを期待した。ただし、カッシーニ探査機はこの領域を毎時約 124,000 km の速度で通過することで、敏感な領域で探査機に衝突する小さな粒子は、潜在的に探査機を失効に至らしめた可能性があった。

保護措置として、探査機は、搭載する大きな皿状のハイゲインアンテナをシールドとして使用し、対向するリング粒子の方向に向けた。
” 土星・リング間ダイビングで発生するマイルストーン ” 参照。

今回のギャップダイビング通過の成功を経て、カッシーニが二回目のダイビングを行うのは05月02日となる。
 

カッシーニ探査機は、1997年に打ち上げられ、2004年に土星に到着した。04月21日(PDT)に実施したタイタンのクローズド・フライバイを終えて、ミッション・プランナーが「グランド・フィナーレ」と呼ぶ、壮大な終章が始まった。

この最終章では、カッシーニは土星を週に約1回周回し、リングと土星の間で合計22回のダイビングを行う。この最初のダイビングからのデータによって、今後のリング周回の木星・リングの交差点で探査機を保護する必要があるかどうか、またどのように探査機を保護する必要があるかをエンジニアは検証する。
 

 

April 27, 2017 JPL/NASA 原文 : ” NASA Spacecraft Dives Between Saturn and Its Rings ”

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