カッシーニ探査機による観測から得たデータをもとに東京大学が実証試験を行い、「エンケラドス」内部の岩石は隕石と同様である可能性が高まりました。このことは、天体中心に重い物質が集まっていない、つまり地球などのようにドロドロに燃えた後、冷えて固まった分化天体などとは分化の度合いが異なるか、一度も溶融していない可能性が考えられるわけです。
これらから、エンケラドスの氷の下にある海洋中の熱水環境では鉄が多く存在し、これが酸化されることで原始的な微生物の食料となる水素が大量に生成されていることが推察されます。結果として、生命存在に必要な”液体の水、有機物、エネルギー”が海洋中にあることを窺うことが出来るのです。
JPL News December 14, 2023
科学者たちは、土星の衛星 Enceladus(エンケラドス)から噴出している氷の粒と水蒸気の巨大なプリュームに有機化合物が豊富に含まれていることを確認していた。現在、NASA カッシーニ・ミッションのデータを分析する科学者たちは、生命棲息可能性の証拠を求めてさらに一歩進む。彼らは、生命の起源の鍵となる分子であるシアン化水素の存在が確かなものであることを強く認識した ...
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「そりゃまあ、生きもんがおって当然やわな。おらんかったら生命科学者を返上するわ、ホンマに」と高井キャプテン。
妄想中、、、
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絵:奥平恭子.文:たんぽぽちゃん
いつになるかは判らないけど、カッシーニ探査機が残していった謎の解明は必ず成し遂げて欲しいね。土星突入から一年が経って、新たな謎も生まれているし。
カッシーニ、キミが孵した卵はボクらが育てあげるからね。
ワシが言うのもあれやけどな、、、氷内海洋の深海でワシを待ってる小っちゃい生きもんは、ワシがきっと進化させたるさかいにな。
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