NASA Artemis II SLS「アルテミス II SLS ロケットが発射台 39B に到着」

原文 : March 20 (EDT). 2026 : NASA´s Artemis II Rocket Arrives at Launch Pad 39B
 

Imahe caption :
2026年03月20日(金)、フロリダ州の NASA ケネディ宇宙センターにて、モバイル・ランチャー(移動式発射台)に固定された SLS(スペース・ローンチ・システム)ロケットと Orion(オリオン)宇宙船が、発射施設 39B に到着する様子が捉えられた。
Credit : NASA/Joel Kowsky
 

03月20日(金)午前11時21分(米国東部夏時間)、Artemis(アルテミス)II SLS(スペース・ローンチ・システム)ロケットと Orion(オリオン)宇宙船は、フロリダ州のケネディ宇宙センターにあるロケット(車両)組立棟から 11 時間の移動を経て、発射施設 39B に到着した。

NASA のクローラー・トランスポーター 2 は、東部夏時間(EDT)午前00時20分、SLS とオリオンを組み立てた状態でモバイル・ランチャー(移動式発射台)に載せ、4 マイル(約 6.4 キロメートル)の旅へと移動を開始した。最高速度わずか時速 0.82 マイル(約 1.3 キロメートル)で、このクローラーは高さ 322 フィート(約 98 メートル)の月ロケットと宇宙船を、ゆっくりと着実に発射施設へと運んだ。

ロケットが 39B に到着したことを受け、NASA のチームは04月01日(水)にも打ち上げが行われる可能性を見据え、打ち上げ前の最終準備段階に突入している。04月上旬の打ち上げウィンドウは、4月6日(月)までが対象となっている。

アルテミス II 機長リード・ワイズマン、パイロットのビクター・グローバー、ミッションスペシャリストのクリスティーナ・コック、および CSA(カナダ宇宙庁)のミッションスペシャリスト、ジェレミー・ハンセンは、月を周回して帰還する 10 日間の旅に出発する。

イノベーションと探査の「黄金時代」の一環としてのアルテミス II 計画は、米国の有人月面ミッションに向けた新たな一歩であり、月への持続的な拠点を確立することで、将来的な火星への宇宙飛行士派遣に向けた準備を後押しするものだ。
 

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アルテミス計画の全貌については、以下で特集しております。

NASA SLS アルテミス II ミッション
 



Akira IMOTO

Editorial Chief, Executive Director and Board of Director for The Planetary Society of Japan

Japanese Translation : A. IMOTO TPSJ Editorial Office