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NASA 月周回有人アルテミス II SLS ロケットが発射施設に到着
NASA Artemis II SLS「NASA 月周回有人アルテミス II SLS ロケットが発射施設に到着」
原文 : January 17, 2026 : NASA´s Moonbound Artemis II Rocket Reaches Launch Pad
Imahe caption :
NASA Artemis(アルテミス)II SLS(スペース・ローンチ・システム)ロケットと Orion(オリオン)宇宙船が、2026年01月17日(土)、NASA KSC(ケネディ宇宙センター)のローンチ・パッド(発射施設)39B で照明に照らされている様子。
Credit : NASA/Keegan Barber
01月17日土曜日午後06時42分(米国東部標準時)、NASA Artemis(アルテミス)II SLS(スペース・ローンチ・システム)ロケットと Orion(オリオン)宇宙船は、フロリダ州KSC(ケネディ宇宙センター)内のロケット組立棟(VAB)から約 12 時間に及ぶ移動を経て、発射施設 39B に到着した。
数時間前、NASA のクローラー・トランスポーター2号は、SLS とオリオンを組み立てた状態で積み上げた状態のまま、4 マイル(約 6.4 km)の移動を開始した。最高速度わずか時速 0.82 マイル(約 1.3 km/h)で、クローラーは巨大な月ロケットと宇宙船をゆっくりと確実に発射台へと運んだ。
VAB の高天井ドアを出てから、ロケットは計画通り一時停止した。これにより、打ち上げ当日に宇宙飛行士やクローズアウト・クルーがオリオンにアクセスするための橋となるクルー・アクセス・アームの位置調整が行われた。
今後数日間、技術者チームはアルテミス II ロケットのウェット・ドレス・リハーサル(燃料注入作業とカウントダウン手順の試験)に向けた準備を進める。02月02日までに実施予定の本試験では、ロケットへの極低温推進剤の注入、カウントダウン手順の実行、推進剤の安全な排出訓練を実施する。これらは初の有人アルテミス・ミッション前に必須の工程である。
宇宙船の完全な点検と飛行準備を確実にするため、追加のウェット・ドレス・リハーサルが必要となる可能性がある。必要に応じて、NASA はウェット・ドレス・リハーサル後に SLS とオリオンを打ち上げ前の追加作業のため、ロケット組立棟(VAB)へロールバックさせる可能性がある。
アルテミス II 有人月周回試験飛行では、NASA 宇宙飛行士のリード・ワイズマン、ビクター・グローバー、クリスティーナ・コック、および CSA(カナダ宇宙庁)宇宙飛行士のジェレミー・ハンセンが、月を周回する約 10 日間の旅に出る。これは、米国の有人月面ミッションに向けた新たな一歩であり、月面での持続的な存在を確立し、初の宇宙飛行士(アメリカ人)を火星に送るための準備を推進するものとなる。
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アルテミス計画の全貌については、以下で特集しております。
Akira IMOTO
Editorial Chief, Executive Director and Board of Director for The Planetary Society of Japan

