太陽系科学会議・催事
Research Society : February 18, 2024. Latest
2024年の開催予定
4nd Circular
JAXA 2023年度プラネタリー・ディフェンス・シンポジウム
February 19 - 20, 2024 第15回スペースガード研究会合同開催
サーキュラー No.4. 2024.02.16
天体の地球衝突問題を扱うプラネタリーディフェンス(スペースガード)についてのシンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、最近急速に関心が高まり活動も国際的に活発になってきていますプラネタリーディフェンスについて議論を行います。地球接近天体(NEO)の発見・追跡観測・物理観測、探査、衝突、地球衝突回避等をメインテーマとして、広く太陽系小天体に関連することについて情報交換をし、プラネタリーディフェンスの活動を強化していくことを目指したいと思います。
特に今回のシンポジウムでは、国連の元で活動しています二つのグループ、The International Asteroid Warning Network (IAWN)、The international Space Mission Planning Advisory Group (SMPAG)のリーダーである Kelly Fast 氏および Detlef Koschny 氏に講演をしていただきます。さらに、2029年に地球に接近する小惑星 Apophis が最近注目されていますが、Apophis ついてのセッションも、新たに追加しました。韓国天文研究院(KASI)の Myung-Jin Kim 氏、コート・ダジュール大学/天文台の Patrick Michel 氏に観測やミッションについて講演していただきます。
ご関心のある多くの皆さんに参加していただけますと幸いです。
※ このシンポジウムは、日本スペースガード協会の「第15回 スペースガード研究会」と合同して行います。
開催日:2023年02月19日(月)、20日(火)
場所対面:JAXA宇宙科学研究所 研究・管理棟(新A棟)2階会議室A
オンライン Zoom (変更がありました) : 接続は、以下の URL から Zoom ウェビナーに登録してください。当日まで登録できます。講演者も登録してください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_4hC7eQ6lRdKARM03Kn3frg
パスコード:849 5833 6805 ID:938474
参加費:無料
主催:JAXA/ISAS
共催:NPO 法人 日本スペースガード協会
協力:TPSJ 日本惑星協会
■プログラム 1日目:2024年2月19日(月) 10:00 開会 【イントロダクション】 10:00 プラネタリーディフェンスの現状 吉川真(JAXA 宇宙科学研究所) 【観測】 10:25 COIASによる太陽系小天体の捜索状況 浦川聖太郎(日本スペースガード協会)、他 10:50 小惑星2023 DZ2 のレーダー観測 - International Asteroid Warning Network (IAWN) キャンペーン 堀内真司(CDSCC/CSIRO) 11:15 京都火球と潜在的に危険な地球接近二重小惑星 2003 YT1 春日敏測(国立天文台 天文データセンター) 11:40 臼田64mを用いたスペースデブリ観測(その2) 岳藤一宏(JAXA 臼田宇宙空間観測所) 12:05 昼食 【ミッション】 13:30 はやぶさ2#のフライバイミッションとプラネタリーディフェンス 三桝裕也(JAXA 宇宙科学研究所)、他 13:55 プラネタリ―ディフェンスミッションHeraでの熱赤外観測による貢献 岡田達明(JAXA 宇宙科学研究所)、Hera TIRI チーム 14:20 宇宙望遠鏡を利用した地球接近天体早期発見システムの検討 池永敏憲(JAXA 研究開発部門)、他 14:45 休憩 【国連における活動】 15:00 The International Asteroid Warning Network (IAWN) Kelly Fast, IAWN Coordinating Officer for NASA (Planetary Defense Coordination Office, NASA Headquarters) The international Space Mission Planning Advisory Group (SMPAG) and its role in Planetary Defence Detlef Koschny, SMPAG Chair on behalf of ESA (TU Munich, Germany) 【軌道】 15:45 Orbit determination for the Hera mission: development of new functionalities for the Orbit14 software Maddalena Mochi (Department of Mathematics, University of Pisa), et al. 16:10 Dynamics of a Binary Asteroid and the Non-Gravitational Effects Masanori Kanamaru (The Univ. of Tokyo), et al. 16:35 変分法と力学系理論による探査機の軌道設計 柴山允瑠(京都大学) 17:00 地球接近小惑星の軌道 吉川真(JAXA 宇宙科学研究所) 17:25 1日目終了 2日目:2024年2月20日(火) 【衝突回避】 10:00 衝突機を用いた小天体の地球近傍拘束軌道への投入の可能性検討 山口皓平(名古屋大学) 10:25 はやぶさ2#ランデブーミッションにおける小惑星軌道変更の可能性 菊地 翔太(国立天文台) 【天体衝突】 10:50 Significant problems for Asteroid Impacts to water-planet Earth: Formation, development and Future Yasunori Miura(Yamaguchi University)、他 11:15 海洋への隕石衝突による影響調査(仮) 近貞直孝(防災科研) 【防災】 11:40 PDCにおける防災・減災の論議などについて 熊谷謙一(日本スペースガードセンター/東京国際大) 12:05 今後の防災のあり方等に関する市民社会からの提案 小美野剛(CWS(国際防災NGO)/防災減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR)) 12:30 昼食 【アウトリーチ】 13:30 日本スペースガード協会の広報・普及活動 奥村真一郎(日本スペースガード協会) 13:55 間違いだらけの小惑星名 佐藤勲(宇宙用語研究会) 14:20 休憩 【Apophisセッション】 14:40 小惑星Apophisが注目された経緯 吉川真(JAXA 宇宙科学研究所) 14:50 Physical properties of (99942) Apophis revealed from the observation in 2021 Myung-Jin Kim Korea Astronomy and Space Science Institute (KASI) 15:20 Space missions to Apophis: ongoing plans and concepts under study Patrick Michel Cote d’Azur University, Cote d’Azur Observatory, CNRS, Lagrange Laboratory, Nice, France 15:50 議論 16:30 2日目終了 ■世話人(JAXAプラネタリーディフェンス検討チーム): 安部正真、池永敏憲、岩城陽大、岡田達明、尾崎直哉、菊地耕一、黒崎裕久、黒田信介、 佐伯孝尚、嶌生有理、田中智、津田雄一、西山和孝、兵頭龍樹、三桝裕也、柳沢俊史、吉川真 ■Webページ https://www.isas.jaxa.jp/researchers/symposium/planetary_defense/fy_2023.html ■問い合わせ先: JAXA宇宙科学研究所 吉川真(yoshikawa.makoto [AT] jaxa.jp)
2023年の開催予定
生命の起原および進化学会 2023 年度「夏の学校」
September 04 - 05, 2023(開催形式:オンライン)
開催要旨
2023年度の夏の学校では、これまで通り学生や若手の方からの一般講演を募集し、皆さんの交流を図ります。また地球・惑星・化学・生命など本会に関する 多様な分野で第一線の研究を行われている先生方に最新の研究成果をご紹介頂き、「生命の起原および進化」研究の面白さを改めて知ってもらうきっかけに なればと考えています。そして以前好評であった参加者の皆さんが招待講演者の先生方とざっくばらんにお話できる機会や、学生同士で交流ができる機会、 先輩方に研究やキャリアの方向性について相談できる機会を設けることを検討しております。
参加登録・講演申し込みを開始しておりますので、興味を持た れた方は下記の Google form よりどうぞ奮ってお申込みください。また、非会員でも参加可能ですので、周囲の学生や若手研究者にお知らせください。より 詳細なプログラムにつきましては、本会メーリングリスト、当ウェブサイトなどで随時ご案内いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
招待講演者の先生方・講演タイトル (仮)・参加する学生への一言メッセージ
尾﨑和海(東京工業大学 理学院)
地球大気の進化から考えるバイオシグネチャー探索
「私は海洋無酸素事変と呼ばれる現象の理論的研究で学位を取得し、その後大気海洋と生命の共進化に関する研究を進めてきました。本講演と交流会を通じて、 理論モデル研究の敷居を下げることにつながればと思います。」
栗栖実(東北大学 大学院理学研究科)
物質と細胞を人工のベシクル自己生産系で繋ぐ
「Viva Origino誌に「ベシクルから迫る細胞システムの起源」という和文総説を書いたので、ベシクルやプロトセル、人工細胞に興味がある学生さんは入門書 としてぜひ読んでみてください!」
藤井友香(総合研究大学院大学 先端学術院)
太陽系外ハビタブル惑星候補のリモートセンシング
「専門性と広い視野のバランス、そして個性を大切に、お互いがんばりましょう。」
古川善博(東北大学 大学院理学研究科)
生命材料分子の生成と生命システム構成分子への化学進化
「生命の起源」はこれから解明できる余地をたくさん残した身近で本質的な研究対象だと思います。多くの議論を交わして、重要な研究を日本から世界に発信 していきましょう。」
薮田ひかる(広島大学 大学院先進理工系科学研究科)
探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウサンプルの有機物
「先人達の積み重ねをリスペクトしつつ、先入観を持たず、自分らしい道を。皆さんの夢はきっと叶います。」
山本正浩(海洋研究開発機構)
深海熱水噴出孔で発生する電気エネルギーは生命の起源の謎を解決できるのか?
「生命の起源と進化という裾野の広い学問領域で異分野の学生の皆さんと交流を深められるのを楽しみにしています!」
日時 : 2023年09月04日~05日
参加費:無料
参加登録・講演申し込み:2023年度 生命の起原および進化学会「夏の学校」 参加登録フォーム
※ 以下の QR コードもご利用ください。
参加登録の締め切り: 8月31日
講演登録の締め切り: 8月14日
オーガナイザー
水内良(早稲田大学)、笹木晃平(東京大学)
アステロイドデイ 2023 スペシャルイベント(追記有り)
Asteroid Day 2023
アステロイドデー・スペシャルトーク
July 01, 2023
相模原市立博物館大会議室
日時 : 2023年07月01日 13:30 - 16:30(JST)
住所:神奈川県相模原市中央区高根3-1-15 アクセス
定員:200名 ※ 先着順。参加希望者は直接会場まで。
お問い合わせ:日本スペースガード協会
サテライト会場:角田市スペースタワー・コスモハウス
住所 : 宮城県角田市角田字牛舘100 アクセス
zoom による中継を行います。zoom 経由で質問ができます。
YouTube オンラインライブ配信
URL:https://www.youtube.com/watch?v=HNTA7nBJFAs
開始時刻より中継開始。文字で質問やコメントが可能。
プログラム
13:30 始まりの挨拶(オンライン)
奥村真一郎
日本スペースガード協会理事長
(挨拶に続いて)おはなし ① 小惑星監視のお仕事
二村徳宏
JSGA 日本スペースガード協会
13:50 講演 ① 小惑星リュウグウの石とプラネタリーディフェンス
圦本尚義
北海道大学理学研究院
14:20「小惑星の日」サイエンスカフェ ① ~圦本尚義先生に聴きたいこと~
14:50 休憩
15:00 おはなし ② 異議あり!本当に恐竜は隕石で絶滅したのか?
二村徳宏
JSGA 日本スペースガード協会
15:20 講演 ② 地球接近小惑星に向けた新しい探査構想
尾崎直哉
JAXA 宇宙科学研究所
吉川真
JAXA 宇宙科学研究所
15:50「小惑星の日」サイエンスカフェ ② ~尾崎直哉先生・吉川真先生に聴きたいこと~
16:20 終わりのあいさつ
主催 : NPO 法人 JSGA 日本スペースガード協会
共催 : 相模原市教育委員会(相模原市立博物館)
協力 : JAXA「はやぶさ2」拡張ミッションチーム, 日本惑星協会, 星空公団, 宮城県角田市,(公財)角田市地域振興公社
日本とドイツからの視点と貢献
Sustainable Space - Resilient Earth
Jun 01, 2023 15:00~18:00 JST
Final Guidance
通信、ナビゲーション、地球観測などの宇宙システムサービスは、現代社会が機能するために不可欠です。しかし、多くの国や民間企業が宇宙へ進出するにつれ、宇宙の安全性と持続可能性がますます脅かされるようになり、その結果、地球上のレジリエンスに影響が及ぼされています。
安全で持続可能な宇宙利用を促進し、宇宙に自由にアクセスできることは、日本とドイツにとって最も重要な課題のひとつです。両国はスペースデブリ問題を軽減するための技術開発の最前線におり、宇宙領域において数十年にわたり密接な協力関係を築いています。
本シンポジウムでは日独の視点を結集し、戦略や規制、利害関係者や主張、革新的な技術、さらには宇宙における持続可能性の向上に向けた日本とドイツの貢献についての考察が行われます。
イベント情報
開催日時:2023年06月01日 - 15:00~18:00
場所:ドイツ文化会館1階ホール(107-0052 東京都港区赤坂7-5-56) / オンライン接続も可能
参加費:無料
主催:ベルリン日独センター(JDZB)、ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京(DWIH東京)
協力:ドイツ航空宇宙センター (DLR)
プログラム&講演者
以下のオフィシャルウェブから詳細をご確認ください。
https://www.dwih-tokyo.org/ja/event/space/
参加登録:参加は無料ですが、参加登録が必須となります。上記「登録する」ボタンをクリックしてご登録ください。参加登録締切は5月28日(金)(または定員に達し次第受付終了)とさせていただきますのでご了承ください。
※本イベントは、関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。パネルディスカッション終了後18:00~19:00には、現地参加の皆様がご参加いただけるレセプションも開催いたします。ドイツ文化センターへのご来場を心よりお待ち申し上げます。
DWIH東京のニュースレターでは日独の研究・イノベーション関連の最新ニュース、公募、イベントなど様々な情報を提供しています。” ニュースレター登録はこちらから ”
2nd Circular
JAXA 2022年度プラネタリー・ディフェンス・シンポジウム
February 20-21, 2023 第14回スペースガード研究会合同開催
サーキュラー No.2. 2023.02.10
天体の地球衝突問題を扱うプラネタリー・ディフェンス(スペースガード)についてのシンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、地球接近天体(NEO)の発見・追跡観測、探査、天体の地球衝突回避を中心テーマとして、広く太陽系小天体に関連することについて情報交換をし、プラネタリー・ディフェンスの活動をどのように進めていくかを議論したいと思います。
今年度は、米国が DART ミッションで小惑星の軌道変更実験を行うなど、プラネタリー・ディフェンスとしては大きな動きがありました。また、2013年02月15日のチェリャビンスク隕石からもちょうど10年となりました。NEO の発見個数も 3 万個を越え、国際的にもプラネタリー・ディフェンスに関連した議論がより活発に行われるようになっています。今回のシンポジウムでは、DART ミッションのメンバーによる講演を予定しており、チェリャビンスク隕石の研究についても改めて振り返るセッションを設定しています。
過去と現在の状況を踏まえた上で、プラネタリー・ディフェンスについて今後どのような活動を行っていくべきか議論する場としたいと思いますので、ご関心のある方は、是非、御参加頂けますと幸いです。(対面とオンラインのハイブリッド開催です)
このシンポジウムは、日本スペースガード協会の「第14回 スペースガード研究会」と合同して行います。
開催日:2023年02月20日(月)、21日(火)
場所:JAXA宇宙科学研究所 研究・管理棟(新A棟)2階会議室A / オンライン接続も可能
参加費:無料
主催:JAXA/ISAS
共催:NPO 法人 日本スペースガード協会
協力:TPSJ 日本惑星協会
参加について:
シンポジウムには現地参加とオンライン参加の両方が可能です。発表者の方も聴講される方も以下のいずれかで参加してください。サーキュラー No.01で、すでにご希望を記入された方も、改めて下のいずれかで登録していただくようお願いいたします。
(1) JAXA相模原キャンパスにて参加の場合
JAXA相模原キャンパスに入構する手続きが必要になりますので、以下のフォームにご記入ください。(2023年02月15日までに入力してください)
https://forms.office.com/r/Zcu4B6gy5q
(2) オンライン参加の場合
以下の URL から Zoom ウェビナーに登録してください。二日間とも共通です。当日まで登録できます。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_osDYVak-S96x153ergYmJQ
(ID:853 5609 8802、パスコード:524742)
問い合わせ先
JAXA宇宙科学研究所 吉川真(yoshikawa.makoto(at)jaxa.jp)
メインテーマ
プラネタリーディフェンスの現状と今後
個別テーマ
・太陽系小天体の発見、追跡観測、探査
・天体の地球衝突回避
・太陽系小天体のサイエンス
・スペースデブリの観測(高速移動天体の検出)
・天体の地球衝突があった場合の影響
・その他のプラネタリーディフェンス関連事項(情報伝達、被害評価、法整備等)
プログラム(2023年02月10日現在)
02月20日(月)09:45 - 17:00(予定)
09:45. 開会およびシンポジウムの概要説明(吉川真)
DART の成果:
10:00. The Double Asteroid Redirection Test: NASA's First Planetary Defense Test Mission
Andrew S. Rivkin (Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory), et al., the DART Investigation Team
10:30. LICIACube - The Light Italian Cubesat for Imaging of Asteroids In support of the NASA DART mission towards asteroid (65803) Didymos
Elisabetta Dott (INAF Osservatorio Astronomico di Roma), et al.
探査:
11:00. 「はやぶさ2# のフライバイミッションとプラネタリーディフェンス」三桝裕也、佐伯孝尚、吉川真、津田雄一(JAXA)
11:30. 「Hera 熱赤外カメラによる地球接近小惑星の近傍観測」岡田達明(JAXA)& Hera チーム
12:00. 昼休憩
探査:(続き)
13:15. 「深宇宙コンステレーションによる小天体即応型フライバイ探査構想」尾崎直哉、兵頭龍樹(JAXA)
13:45. 「小天体の軌道形状が Impact-Geometry Map を用いた衝突機の軌道設計手法の効果に与える影響」山口皓平(名古屋大学)
災害リスク:
14:15. 「異なる自然災害と低頻度・巨大損失事象の優先順位付けにおける小惑星衝突のリスク評価」山敷庸亮(京都大学大学院総合生存学館)、藤田萌(あいおいニッセイ同和損害保険)
14:45. 休憩
チェリャビンスク・ツングースカ:
15:00. 「チェラビンスク隕石から 10 年・小惑星衝突による自然災害」髙橋典嗣(武蔵野大学)
15:30. 「チェリャビンスク火球からの熱線」柳澤正久(電気通信大学)
16:00. 「チェリャビンスク隕石に含まれる高圧鉱物:母天体の衝突史への示唆」小澤信(東北大学)、宮原正明、大谷栄治、Olga N. Koroleva、伊藤嘉紀、Konstantin D. Litasov、Nikolay P. Pokhilenko
16:30. 「ツングースカ天体衝突の遠地気圧変動からの再吟味」中島健介(九州大学)
17:00. 一日目終了
02月21日(火)09:45 - 16:30(予定)
観測:
09:30. 「美星スペースガードセンターでの NEO 観測と国内での NEO 発見観測」奥村真一郎(日本スペースガード協会)
10:00. 「未発見小惑星検出アプリケーション COIAS の開発」浦川聖太郎(日本スペースガード協会)、杉浦圭祐、前田夏穂、大坪貴文、小池美知太郎、臼田-佐藤功美子、北里宏平、服部晃大、伊東健一、木下大輔、関口朋彦
10:30. 「JAXA “ 小惑星 2001 CC21 ” 観測キャンペーン」早水勉(佐賀市星空学習館)
11:00. 「地球近接天体の南半球からのレーダー観測」堀内真司(CSIRO Space & Astronomy)
11:30. 「JAXA 臼田 64 m アンテナをもちいたバイスタティックレーダーの検討と準備について」岳藤一宏、村田泰宏、木村公洋、小川康雄、渡辺優人、小金井和幸、米倉克英、飯田美幸、中村信一、松浦真弓(JAXA)
12:00. 昼休憩
軌道:
13:15. 「小惑星の熱物理モデルの開発と非重力効果の推定」金丸仁明(東京大学)
13:45. 「地球接近小惑星の軌道について」吉川真(JAXA)
防災・法・社会:
14:15. 「海洋への隕石衝突による津波の定量評価」近貞直孝(防災科研)
14:45. 「先端的宇宙活動に関する法的課題研究会での議論について」菊地耕一(JAXA)
15:15. 「プラネタリーディフェンスを社会・市民はどのようにとらえているか」玉澤春史(京都市立芸術大学/京都大学)
総合討論:
15:45. 「話題:PDC 2023(Planetary Defense Conference 2023)における架空の天体の地球衝突(エクササイズ)について」
16:30. 終了
2022年の開催予定
JAXA academy オンラインセミナー : プラネタリー・ディフェンス国際徹底討論
September 09, 2022 19:00~22:30 JST 開催
天体の地球衝突問題を扱うプラネタリーディフェンスについて、JAXA、ESA(HERA)、NASA(DART)の研究者がお話します。Zoom によるオンラインイベントで、どなたでもご参加いただけますので、ぜひご参加ください。
日時 - 2022年09月09日(金)19:00~22:30 オンライン開催
対象 - どなたでもご参加いただけます。使用言語:英語(同時通訳はありません)
募集締め切り - 2022年09月09日(金)AM 08時まで
開催場所 - Zoom webinar
※オンラインイベントになりますので、参加される方はメールアドレスとインターネットの接続が必要です。
問合せ窓口 - JAXA アカデミー事務局 jaxa_academy(at)jaxa.jp
応募フォームは以下のJAXA 窓口から
生命の起原および進化学会 2022 年度「夏の学校」
September 05, 2022(二日間開催から変更になりました)
2022 年度の夏の学校では、この学会名でもある「生命」について考える機会を持ちます。すでに研究の一部として取り組んでいる若手の研究者や大学院生、これから興味を持って取り組みたいと考えている学部生がいると思います。逆に、これまで「生命」という対象を深くは考えてこなかった方もいると思います。そこで、異なる専門を持つ5名の先生方をお招きして、それぞれの視点から「生命とは何か?」をご解説いただきます。さらにパネラーとしてお招きして、座談会を開催します。これまで通り、若手の方からの一般講演を募集し、2日目には若手の交流を図ります。「生命の起原および進化学会」の会員でなくても参加可能です。興味を持たれた方はどうぞ遠慮なく奮ってお申込みください!
招待講師
赤沼哲史(早稲田大学人間科学学術院)
井田茂(東京工業大学地球生命研究所)
今井正幸(東北大学大学院理学研究科)
掛川武(東北大学大学院理学研究科)
森岡正博(早稲田大学人間科学学術院)
スケジュール(08月10日現在)
09月05日(月)08:50 - 15:35(予定)
08:50 - 09:00. 開催趣旨説明
09:00 - 10:00. 井田茂「惑星物理学者の視点からの生命の起源」
10:05 - 11:05. 掛川武「地球が作り育てた生命」
11:10 - 12:10. 赤沼哲史「現在から進化を遡り、全生物共通祖先とさらにそれ以前に迫る」
お昼休憩
13:00 - 14:00. 今井正幸「ソフトマターで創る生命システム(仮題)」
14:05 - 15:35. 森岡正博「生命とは何か?ー哲学の視点から」
学生セッション
15:45 - . 座談会「生命とは何か?」
懇親会(SpatialChatを用いる予定です)
参加登録(参加登録の締め切り: 08月31日)
https://us06web.zoom.us/meeting ...
講演申し込み(講演登録の締め切り:08月19日に延長しました)
https://docs.google.com/forms ...
問い合わせ先
2021年度 ISAS 宇宙生命探査シンポジウム
March 28 - 29, 2022
アストロバイオロジーは、天文学、太陽系科学から、地球化学、生物学まで多くの分野を融合する学際的な営みとして、今世紀の宇宙科学の世界潮流に新しい流れを形成しつつあります。
ISAS は 2012 年以来、「日本アストロバイオロジーネットワーク(JABN)年次総会」を助成したり、国際アストロバイオロジーシンポジウムを相模原にて共催するなど、我が国のアストロバイオロジー研究コミュニティの発展を支援して参りました。2019 年には、他機関・団体が主催するアストロバイオロジー関連の研究集会と併存、相補う形で、特に「宇宙実験・探査を通じて可能となるアストロバイオロジー研究」を、理工学一体で継続的に議論できる場を創造することを目的として、本シンポジウムの設立研究会を開催いたしました。
ISAS 宇宙生命探査シンポジウム Home
ISAS Astrobiology Exploration Symposium (ABEX)
その後パンデミック禍により2年間の中断を経ましたが、この度ポストコロナ期に向けて、下記の要領でオンライン研究会として再開できる運びとなりました。本年度は、まず「宇宙生命探査」の最先端に関する基調講演を海外から招聘し、その後二日間で、我が国の理工学研究者からの招待講演、次世代を担う学生諸君の研究発表、日本初のアストロバイオロジー宇宙実験「たんぽぽ」の特別セッション、パネルディスカッションを企画いたしました。
年度末ではありますが、遠方にお住まいの方やお時間が限られている方も、是非この機会にご参加頂きますよう、お願い申し上げます。
開催日:2022年03月28日 (09:00-17:40) - 29日 (09:40-17:10)
場所:オンライン(ZOOM ウェビナー)※新型コロナウイルスのためオンラインのみ
主催:ISAS、生命の起原および進化学会(SSOEL)
協力:TPSJ 日本惑星協会
接続方法:次の URL から登録してください。登録完了後に Zoom 接続情報をお届けいたします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Y-PeI0VxS0i7NDPnQUVUHw
(登録締切:2022年03月29日会議終了時まで)
暫定プログラム(03月10日現在)
基調講演以外、全て日本語
03月28日(月)09:00 - 17:40(予定)
【セッション 1 】基調講演
座長, 矢野創(JAXA/ISAS)
演題 ~The Ladder of Life Detection and Beyond: Detecting Life within the PracticalConstraints of Space Missions ~ Marc Neveu (NASA/GSFC)
【セッション 2 】~生命とは ? ~ 座長, 鈴木志野(JAXA/ISAS)
【セッション 3 】~バイオシグネチャーと生命探索 ~ 座長, 藤島晧介(東工大/ELSI)
【セッション 4 】~ハビタビリティ探査 ~ 座長, 兵頭龍樹(JAXA/ISAS)
【セッション 5 】~学生セッション ~ 座長, 中澤淳一郎(総研大)
03月29日(火)09:40 - 17:10(予定)
【セッション 6 】~ 特別セッション/たんぽぽシリーズ ~ 座長, 木村駿太(JAXA/ISAS)
【セッション 7 】~ 実現技術と科学機器 ~ 座長, 曽根理嗣(JAXA/ISAS)
【セッション 8 】~ パネルディスカッション ~ 座長, 尾崎直哉(JAXA/ISAS)
【招待講演者(一部)】
青木順(大阪大学)、上野雄一郎(東工大)、塩谷圭吾(JAXA/ISAS)、奥平恭子(会津大学)、加藤真悟(RIKEN)、河原創(東京大学)、北台紀夫(JAMSTEC)、癸生川陽子(横浜国大)、小林憲正 (横浜国大)、左近樹 (東京大学)、曽根理嗣(JAXA/ISAS)、高井研(JAMSTEC)、津田雄一(JAXA/ISAS)、藤田和央(JAXA/ISAS)、船瀬龍(JAXA/ISAS、東京大学)、三田肇(福岡工大)、村上豪(JAXA/ISAS)、山岸明彦(東京薬大)、山田和彦(JAXA/ISAS)、横谷香織 (筑波大学)ほか
2021年度宇宙生命探査シンポジウム世話人
矢野創・木村駿太(JAXA/ISAS)、中澤淳一郎(総合科学研究大学院大学)
問合せ先
JAXA/ISAS 学際科学研究系矢野創
yano.hajime_at_jaxa.jp( _at_ を @ に変えてご利用ください。)
美星スペースガードセンターで取得したデータの利用研究を募集します
March 08, 2022
先月、プラネタリーディフェンス・シンポジウムとスペースガード研究会の合同開催の際に報告された、「JAXA 美星スペースガードセンターの観測データを利用する研究テーマを募集」ですが、JAXA 追跡ネットワーク技術センターから募集要領が公開されました。以下に、主要な部分を引用してお知らせします。
追跡ネットワーク技術センター
https://track.sfo.jaxa.jp/business_overview/busi_over_biseidata.html
この度、美星スペースガードセンター(BSGC)(*)での取得データを多角的に解析し、ALL JAPANの科学技術力向上、および観測データ解析者の層の拡大を目指し、本施設で取得したデータを利用する研究を公募することとしました。
(*) 通年運用を行う宇宙ゴミ・近地球物体(NEO)観測専用施設。岡山県井原市に設置。
広く皆様のご応募をお待ちしております。募集要項など詳細は ” こちら(PDF 486 KB) ” をご覧ください。
【応募要領】研究企画書を以下宛先に、メールにて提出
追跡ネットワーク技術センター軌道力学チーム
SGC_DATA_KOUBO{at}ml.jaxa.jp
※ {at} は @ に変更してください。
【参考URL】
宇宙を見守るSSA
宇宙状況把握(SSA)システム
2021年度プラネタリーディフェンス・シンポジウム(第13回 スペースガード研究会)
February 14 - 15, 2022
天体の地球衝突問題を扱うプラネタリーディフェンス(スペースガード)についてのシンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、地球接近天体(NEO)の発見・追跡観測・探査や天体の地球衝突回避を中心テーマとして、広く太陽系小天体に関連することについて情報交換をし、日本のプラネタリーディフェンスをどうするか議論したいと思います。
現在、軌道が推定されている太陽系小天体の個数は115万個に及び、そのうちの3万個近くが地球接近天体です。また、国際的にもプラネタリーディフェンスに関連したいろいろな活動がなされています。このような状況で、現在、プラネタリーディフェンスに関連して国内で行われている活動について情報の共有をした上で、今後どのような活動を行っていくべきか議論することは重要であると考えます。ご関心のある方は、是非、参加していただけますと幸いです。
このシンポジウムは、日本スペースガード協会の「第13回 スペースガード研究会」と合同して行います。
2021年度プラネタリーディフェンス・シンポジウム ISAS ウェブ
開催日:2022年02月14-15日 10:00~17:00
場所:オンライン(ZOOM ウェビナー)※新型コロナウイルスのためオンラインのみ
主催:JAXA
共催:NPO 法人日本スペースガード協会
協力:TPSJ 日本惑星協会
接続方法:次のURLから登録してください。登録すると接続情報が届きます。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Y-PeI0VxS0i7NDPnQUVUHw
(下記の参加申し込みをされていなくても、登録できます)
プログラム
02月14日(月)
【セッション 1】プラネタリーディフェンスの国内外の状況
10:00 - プラネタリーディフェンスの概要説明 : 吉川真(JAXA)
10:30 - プラネタリーディフェンス 世界の動きと日本 : 黒田信介(元 JAXA)
11:00 プラネタリーディフェンスの法的概観と評価
~宇宙ミッション計画諮問グループ(SMPAG)法的課題アドホックワーキンググループ報告書の概要 ~ 岩城陽大、菊地耕一(JAXA)
※ 以下セッション 4 より繰り上げ
11:30 - 海洋への隕石衝突による津波の定量評価に向けて : 近貞直孝(防災科研)
12:00 ± 昼休み
【セッション2】観測
13:30 - 美星スペースガードセンターでの観測・研究活動 : 奥村真一郎(日本スペースガード協会)
14:00 - すばる望遠鏡HSCアーカイブデータを用いた小惑星発見アプリCOIASの開発 : 浦川聖太郎(日本スペースガード協会)
14:30 - 重ね合わせ法による高速移動天体の発見観測 : 柳沢俊史(JAXA)
15:00 木曽トモエゴゼンによる地球接近小惑星探査と即時追跡観測によるサイエンス : 紅山仁(東京大学)
15:30 - Tomo-e Gozen によるスペースデブリの検出について : 満田和真(デロイトトーマツ・東京大学)
16:00 - Real-Time Identification of LEO Objects in the Tomo-e Gozen Camera Images with a Multi-GPU System : Cegarra Polo Manuel(JAXA)
16:30 - 議論
17:00 - 終了
02月15日(火)
【セッション 3】探査
10:00 - はやぶさ2拡張ミッション : 三桝裕也(JAXA)
10:30 - DART ミッション : 平林正稔(Auburn University)
11:00 - 二重小惑星探査計画Hera : 岡田達明(JAXA)
11:30 - 小惑星の軌道と自転のダイナミクスと非重力効果 : 金丸仁明(JAXA)
12:00 ± 昼休み
【セッション 4】災害・衝突回避
13:30 - Collision evolution, prediction avoidance and human crisis management from the Earth System Model : 三浦保範(山口大)
14:00 - Impact-Geometry Map を利用した小惑星衝突機の軌道設計に関する研究 : 山口皓平(名古屋大)
【セッション 5】パネルディスカッション
14:30 - テーマ「日本のプラネタリーディフェンスをどうするか」
パネリスト(五十音順)
青木節子氏(慶應義塾大学 教授)
奥村真一郎氏(日本スペースガード協会 理事長)
永山悦子氏(毎日新聞 医療プレミア編集長兼論説室)
藤本正樹(JAXA 宇宙科学研究所副所長)
油井亀美也氏(JAXA 宇宙飛行士)
※ 渡部潤一氏(国立天文台 副台長)ビデオメッセージ
司会 : 吉川真(JAXA)
16:30 - 議論
17:00 - 終了
参加申し込みについて
以下のフォームにご記入ください。
https://forms.office.com/r/jKrMULhTFt
発表がある場合:2022年01月31日(月)←締め切りました
発表がない場合:2022年02月10日(木)
参加申し込みをしなくてもシンポジウムの聴講はできます。参加申し込みをされた方には、シンポジウムに関する、個別の情報をお送りします。
世話人(プラネタリーディフェンス検討チーム)
安部正真、池永敏憲、岩城陽大、岡田達明、菊地耕一、黒崎裕久、黒田信介、佐伯孝尚、嶌生有理、津田雄一、西山和孝、三桝裕也、柳沢俊史、吉川真
問い合わせ先
JAXA 宇宙科学研究所 吉川真 : yoshikawa.makotoアットマークjaxa.jp
2021年の開催予定
日本鉱物科学会・日本惑星科学会合同開催一般普及講演会
はやぶさ2:小惑星リュウグウ探査6年間の旅,そして地上サンプル分析と新たな旅へ
September 19, 2021
2020年12月6日,小惑星探査機「はやぶさ2」が,小惑星リュウグウの試料を収めたカプセルを地球に持ち帰りました。2021年6月より,鉱物科学会会員も参加している,リュウグウ試料の初期分析が開始されています。今回「はやぶさ2」に関わるメンバー3名をお招きし,プロジェクトのこれまでの成果と今後の期待についてご講演をしていただきます。また,日本惑星科学会と合同で一般普及講演を開催することになりました。
日時:2021年09月19日(日) 13:00~15:00
会場:広島大学東広島キャンパス(理学部E棟E102)
(名古屋市立大学田辺通キャンパスからライブ配信)
講演者:
津田雄一(JAXA,日本惑星科学会会員)
「惑星間往復飛行を成し遂げた「はやぶさ2」の技術と成果」
渡邊誠一郎(名古屋大,日本惑星科学会会員)
「はやぶさ2の見た竜宮城」
橘省吾(東大,日本鉱物科学会会員)
「リュウグウの玉手箱から聴こえてくるむかしむかしのお話」
対象:一般市民(オンライン配信)及び合同開催学会会員
参加費:無料(Zoom配信:合同開催学会会員は現地参加可)
共催:広島大学「プレート収束域の物質科学研究拠点」
賛助:マツダ財団
申込方法:一般普及講演会に参加ご希望の方は,” ここをクリックする ” と申し込みサイトに移動します。入力欄に必要事項を入力してお申し込み下さい。
一般市民の方はオンライン参加のみとなりますこと,予めお断りします。
申込締切日時:2021年09月18日(土)正午(12時)厳守
応募参加者数:先着1,000名まで
ZOOMアクセス連絡:オンラインで参加予定の方には,お申込みいただいたメールアドレス宛,開催前日まで,ZOOMへのアクセス情報をお知らせします。
お願い:オンライン配信はZOOM Meetingを利用します。必要なネットワーク環境,アプリケーション等は各自ご用意下さい。
その他、詳細は以下の主催者ウェブをご覧ください。
一般社団法人日本鉱物科学会2021年年会・総会 / 一般普及講演「はやぶさ2」
超小型探査機を用いた月以遠深宇宙探査に関する研究会
February 08, 2021
昨今、超小型宇宙機による深宇宙探査が注目を浴びています。従来の深宇宙探査が数 100 億円にもなろうとするコストと 10 年をも超える開発期間を要するのに対し、超小型宇宙機による深宇宙探査は圧倒的な低コストと短い開発期間が魅力です。これまで超小型宇宙機の活躍の場は低地球軌道に限られてきましたが、2014年の PROCYON や 2018年の MARCO の深宇宙飛行の成功は、超小型宇宙機開発に携わる多くの研究者に新たな挑戦の念を沸き起こさせています。一方で、超小型宇宙機の深宇宙探査への適用は、従来型の探査機では許容されない挑戦的ミッションや複数機による多地点同時観測等を可能にするものであり、宇宙科学の境界を拡大する可能性に満ちています。
2020年10月に日本政府が Artemis 合意に署名し、国際協力による月惑星探査に本格的に乗り出すことになりました。そのような中、超小型衛星分野において日本の大学等が培ってきた技術を月探査に活用することが求められています。文部科学省を始めとする様々な公的研究費が手当てされるとともに、2019年末には JAXA から月周回を中心とした超小型探査機ミッションに関する情報提供要請が出されるなど、超小型探査機による月惑星探査を後押しする流れもできつつあります。2021年には OMOTENASHI と EQUULEUS の二基の 6U CubeSat が Artemis-1 により打ち上げられる予定です。
このような状況の中で、国内において超小型宇宙機による月以遠の深宇宙探査に興味をもつ研究者が情報・意見交換を行う場をもつことにより、国内の研究レベルの向上とミッション機会の実現に繋げたいと考えます。つきましては、第 1 回の研究会を下記の通り開催したいと思いますので、ご参加いただけますと幸いです。研究会におきましては、月惑星探査に関する技術シーズ・ニーズ、ミッションアイデア、その他等々について一般講演も募集します。講演ご希望の方は下記からお申し込みください。
尚、本研究会の一部は
・令和2年度文部科学省宇宙航空科学技術推進委託費(宇宙探査基盤技術高度化プログラム)
・令和2年度科学研究費助成事業-科研費-(学術変革領域研究(B))
の支援を受けて開催されます。
名称:超小型探査機を用いた月以遠深宇宙探査に関する研究会
日時:2021年02月08日(月)13:00-17:00
開催場所:リモート開催
内容:招待講演、一般講演、総合討論
問い合わせ先:九州工業大学革新的宇宙利用実証ラボラトリー 白川久美子
(microspacecraft_at_space-kyutech.net(_at_を@に変換)
TEL:093-884-3229)
呼びかけ人(50音順)
小泉宏之(東京大学)
趙孟佑(九州工業大学)
船瀬龍(東京大学/宇宙科学研究所)
宮崎康行(宇宙科学研究所)
参加申し込みフォーム
参加のお申し込みは研究会開催の直前までお受けしますが、一般講演の概要提出は2021年1月25日(月)を期限とさせて頂きます。以下からお申し込みください。
https://space-kyutech.net/microspacecraft_2021/
2020年の開催予定
京都大学宇宙総合学研究ユニット
バイオスフィア2におけるスペースキャンプ参加学生募集
昨年に引き続き、京都大学宇宙総合学研究ユニットでは2020年度もアリゾナ大学 と協力して、Biosphere 2 でのスペースキャンプを実施いたします。今回は、京大生に限らず、日本全国の大学生を応募対象としたします。04月01日より参加学生の募集を開始いたしますので、ぜひ先生方の周りの学生へ周知の程、よろしくお願い申し上げます。多くの皆様からの応募をお待ちしております。
応募期間:2019年04月01日(水)~ 04月30日(木)17:00
募集は ” こちら ” から
概要
京都大学宇宙総合学研究ユニットでは、文部科学省宇宙航空科学技術推進委託費 の支援を受けて、2020年8月に第3回SCB2をアリゾナ大学のBiosphere 2 (B2)で実施します。B2は、アリゾナ州オラクルにある巨大な密閉の人工生態系で地球以外 の惑星や宇宙空間で長期間生存できるかを検証するために建造されました。その ため内部には人工の海洋、湿地帯、砂漠などの環境が再現されています。SCB2で は、これらB2の設備を通して将来の有人宇宙ミッションに必要な知識を学びます。参加者は、アリゾナ大学の学生5名と日本人大学生5名を対象とします。そこで、日本国内の大学の学生から5名を募集します。ぜひ、応募サイトよりご応募ください。
(注)新型コロナウイルス感染症予防のため、2020年8月に実施できない場合は、予備日として2021年2月に実施する予定です。応募者はその点も踏まえて、 応募してください。
日本アストロバイオロジーネットワーク(JABN)
生命の起原および進化学会学術講演会
第43回学術講演会を2020年の03月09日(月)~11日(水)にわたって、早稲田大学先端生命医科学センター(TWIns)で開催いたします。生命の起原および進化学会とアストロバイオロジーネットワークの融合が進み、私たちの分野もますます盛んとなってまいりました。本会も、アストロバイオロジーセンター・サテライト(早稲田大学・東京薬科大学グループ)との共催となります。この分野に興味をもつ皆様の参加を心よりお待ちしております。
今回の学術講演会では、理研の加藤真悟先生をオーガナイザーとして、シンポジウムを企画しています。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
講演演題の申込方法について
講演演題の申込方法を、以下のとおりご案内いたします。講演は、一般講演、シンポジウムに分けさせていただきました。一般講演については、講演発表・参加申込のタグをクリックし、オンラインにて申込お願いいたします。口頭発表となるか、ポスター発表となるかは、恐縮ですが、プログラム編成の都合上の都合により、講演会運営委員会にご一任くださいますよう、お願いします。シンポジウムの申込については、運営委員およびシンポジウムオーガナイザーを中心とする企画メンバーから、講演者の皆さまへご連絡させていただきます。
申込締切は、プログラム編成の都合上2020年02月04日(火)とさせていただきます。講演会開催案内、プログラム、講演要旨の記入要領は、01月中に学会ホームページでお知らせします。
演題申込締め切り:2020 年02月04日(火)
要旨投稿締め切り:2020 年02月18日(火)10時まで
開催概要
■日時 : 2020年03月09日(月)~11日(水)(開始・終了時刻につきましては、演題締め切り後にご案内させていただきます。)
■会場 : 早稲田大学先端生命医科学センター3階(懇親会は2階)
東京都新宿区若松町2-2(最寄り駅は、都営大江戸線若松河田, または都営新宿線曙橋)
参加費
会員(一般):3000円
会員(学生):1000円
非会員(一般):9000円
非会員(学生):4000円
※ 学生の参加費用について
学部学生と大学院学生については、聴講のみであれば、参加費無料とします。発表をなさる場合は、参加費用をお支払いください。
また、生命の起原および進化、アストロバイオロジーに興味がある(興味をもった)という方々は、是非ともこの機会に学会に入会ください。入会条件はこの分野への「興味・関心」だけです。
以上、プログラム等は今後のアップデートをご確認ください。
2019年の開催予定
日本アストロバイオロジーネットワーク(JABN)
生命の起原および進化学会夏の学校
2019年度の「生命の起原および進化/アストロバイオロジー」夏の学校を8月29日(木)?30日(金)の日程で開催いたします。大学生、大学院生に限らず、幅広いバックグラウンドの方々の参加を期待しています。
日程:2019年08月29日(木)から30日(金)
場所:横浜国立大学教育文化ホール
講師:車兪澈先生(東工大ELSI)、野村英子先生(国立天文台)、菅原春菜先生(JAXA/宇宙研)、ほか(TBD)
仮日程は以下の通りです。
29日:特別講演、一般講演
29日夜:懇親会(横浜国立大学生協食堂「ポルティ」)
30日:特別講演、一般講演
世話人
小林憲正(横浜国立大学)
癸生川陽子(横浜国立大学)
横堀伸一(東京薬科大学)
橋本博文(ISAS/JAXA)
はやぶさ2トークライブ 2019 番外編
平成30年04月まで定期開催をしていた『はやぶさ2トークライブ』を約1年5か月ぶりに開催します。
話者として、ミッションマネージャの吉川真さんやイオンエンジン担当の細田聡史さんをはじめとする、はやぶさ2プロジェクトのメンバーをお招きし、これまでの小惑星リュウグウの探査で分かってきたこと、今後の展望など最新情報をお届けします。
Makoto Yoshikawa
ミッションマネージャ : 吉川真(JAXA 宇宙科学研究所准教授)
Satoshi Hosoda
イオンエンジン担当 : 細田聡史(JAXA 宇宙科学研究所研究開発員)
日時 : 2019年08月25日(日)
開場 - 13:30
講演 - 14:00~16:00
会場 : 相模原市立博物館大会議室
定員 : 事前申込制 - 180人(定員に達し次第締め切り)
参加費 : 無料
申込方法 : 相模原市コールセンター(042-770-7777)
受付期間 : 08月01日~08月24日(午前08時~午後09時)
日本アストロバイオロジーネットワーク(JABN)
「宇宙生命探査シンポジウム・設立準備研究会」へのご招待
【終了しました】
日程:2019年03月25日(月), 26日(火)
会場:JAXA相模原キャンパス本部棟二階大会議場
開催趣旨:
天文学から生命科学までの幅広い学際領域である「アストロバイオロジー」は、今世紀前半の宇宙科学の中核になりつつあります。JAXA/ISASは2013年の国際シンポジウム以来5年間、組織や分野の垣根を超えて研究者が結集した「日本アストロバイオロジーネットワーク(JABN)」の年次ワークショップの助成を通じて、わが国のアストロバイオロジーのボトムアップ研究を支援して参りました。当該分野の成熟に伴い、2017年度にJABNは一つの学会に統合されましたものの、アストロバイオロジー全般の最新の研究成果やアイデアを、所属学会や研究分野を超えて闊達に議論する研究集会のニーズは依然高いままです。
そこでこのたび、全国大学共同利用機関たるISASが主催する「宇宙生命探査シンポジウム」を創設し、2019年度より毎年開催することを目指して、設立準備研究会を開催いたします。本シンポジウムの特徴としては、分野横断的なアストロバイオロジー研究の発表を歓迎しつつも、主に天文学、地球科学、海洋科学の各分野を中核としたアストロバイオロジーを推進するNINS-ABC, ELSI, JAMSTEC等が主催する研究集会と相補うために、「宇宙実験・探査を通じたアストロバイオロジー研究」、特に「宇宙生命探査」をキーワードとした理工学研究の特別セッションを常設いたします。
準備研究会たる今回は、日本の宇宙生命探査について、「現在までの到達点」と「将来に向けた研究開発」を俯瞰したうえで、将来の宇宙実験・探査を可能にするための「基礎研究」と「工学技術」、さらに「隣接分野からのISASへの期待と要望」について、すべて招待者よりご講演を頂きます。なお、一般発表は二日間にわたるポスター発表の機会を設けます。また連日フリーディスカッションの機会を確保し、2019年度以降の本シンポジウム編成の参考にさせていただきます。
ポスター発表ご希望の方は、以下の通り事前登録のうえ、A0~A1縦型のポスターを当日ご持参ください。また遠方からお越しになる発表者には旅費支援が可能な場合がございますので、ご希望の方はお申し出ください。発表のない参加者には事前登録はオプションであり、当日の飛入り参加も歓迎いたします。参加費用は無料です。
プログラム(予定)
2019年03月25日(月)第一日目
09:30-10:30 - 受付開始
10:30-10:40 - ご挨拶・本研究会スコープ : 組織委員会
10:40-12:15 - 【セッション 1】 基調講演 : 宇宙生命探査への期待と展望(1), 座長 : 矢野創
・(10:40-11:00) 小林憲正(生命の起源および進化学会長): 学術界からの展望
・(11:00-11:20) 梅村雅之(筑波大学計算科学研究センター長): 計算宇宙生命科学からの期待
・(11:20-11:40) 田村元秀 (自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター長) [遠隔講演] : 天体観測からの期待
・(11:40-12:00) ディスカッション:アストロバイオロジーにおける宇宙実験・宇宙探査の役割
・(12:00-12:15) 國中均(JAXA宇宙科学研究所長): 深宇宙探査船団と宇宙生命探査
12:15-13:45 - 昼休み(集合写真、ポスター掲示準備を含む)
13:45-14:45 - 【セッション 2】 ポスターセッション(第一日目)
14:45-16:30 - 【セッション 3】 日本の宇宙生命探査:現在までのベンチマーク
・(14:45-15:00) 山岸明彦(東京薬科大学、JAXA/ISAS): たんぽぽの運用・成果
・(15:00-15:15) 大野宗祐(千葉工業大学): 大気球による成層圏微生物採集の成果
・(15:15-15:30) 三田肇(福岡工業大学): たんぽぽ2の目標と開発状況
・(15:30-15:45) 吉川真(JAXA/ISAS): はやぶさ2の運用・成果
・(15:45-16:00) 山本正浩(JAMSTEC): 深海底の電気生態系
・(16:00-16:15) 矢野創(JAXA/ISAS): 海洋天体プリューム捕集分析機構の開発状況
・(16:15-16:30) 佐々木聰(東京工科大学): 金星大気エアロゾル検出の開発状況
16:30-16:45 - 休憩
16:45-17:30 - 【セッション 4】 フリーディスカッション:アストロバイオロジー国内研究機関間の連携
17:30 - 初日終了
2019年03月26日(火)第二日目
09:30-10:00 - 受付開始
10:00-10:10 - 初日のレビュー : 組織委員会
10:10-10:40 - 【セッション 5】 基調講演 : 宇宙生命探査への期待と展望 (2)
・(10:10-10:40) 高井研(海洋研究開発機構深海・地殻内生物圏研究分野長): 海洋探査からの期待
10:40-12:10 - 【セッション 6】 日本の宇宙生命探査 : 将来に向けた研究開発
・(10:40-10:55) 塩谷圭吾(JAXA/ISAS): JUICE/GALA における日本の貢献と開発状況
・(10:55-11:10) 癸生川陽子(横浜国立大学): OKEANOS着陸機高質量分解能TOF分析計
・(11:10-11:25) 中川和道(神戸大学): 太陽熱駆動液体循環光・放射線化学反応装置
・(11:25-11:40) 吉村義隆(玉川大学): 生命検出顕微鏡
・(11:40-11:55) 臼井寛裕(JAXA/ISAS): 火星着陸探査
・(11:55-12:10) 村上豪(JAXA/ISAS)[遠隔講演] 海洋天体プリューム紫外線観測
12:10-13:00 - 昼休み
13:00-14:00 - 【セッション 7】 ポスターセッション(第二日目)
14:00-15:35 - 【セッション 8】 宇宙生命探査を実現する理工学研究(1)
・(14:00-14:15) 遠藤いずみ(東京大学)[遠隔講演] : 新星周辺の有機物合成の実験と観測
・(14:15-14:30) 工藤久志(神戸大学/東京工業大学): 同位体を用いた氷衛星・氷惑星におけるメタンの起源推定
・(14:30-14:45) 高橋淳一(横浜国立大学): 生体キラリティ発現検証実験の現状
・(14:45-15:00) 矢野創(JAXA/ISAS): 惑星保護・バイオバーデン技術
・(15:00-15:10) 冨田勝(慶應大先端生命科学研究所)[遠隔講演] : 慶應アストロバイオロジーキャンプ中継
・(15:10-15:20) 高萩航(東京大学)[遠隔講演] : 海洋天体物質分析
・(15:20-15:35) 藤島晧介(東工大ELSI)[遠隔講演] : エンケラドス物質生命兆候分析技術
15:35-15:45 - 休憩
15:45-17:15 - 【セッション 9】 宇宙生命探査を実現する理工学研究(2)
・(15:45-16:00) 春山純一(JAXA/ISAS): 月・火星の縦穴探査
・(16:00-16:15) 大山聖(JAXA/ISAS): 火星大気ドローン
・(16:15-16:30) 森治(JAXA/ISAS): 外惑星領域への往復航行
・(16:30-16:45) 白澤洋次(JAXA/ARC): 恒星間天体探査の初期検討
・(16:45-17:00) 尾崎直哉(JAXA/ISAS): 宇宙生命探査のための超小型探査機
・(17:00-17:15) 曽根理嗣(JAXA/ISAS): 外惑星領域探査用電源
17:15-17:30 - 【セッション 10】 フリーディスカッション : 2019年度シンポジウムへの提言
17:30 - 二日目終了
組織委員会
矢野創、竹内央、臼井寛裕、稲富裕光(JAXA/ISAS)、渋谷岳造(JAMSTEC, JAXA/ISAS)、藤島晧介(東工大ELSI)、小林憲正(横浜国大, NINS-ABCサテライト)
一般ポスター発表
以下の情報を「事前登録先」へ3月23日までにメイルにてお送りください。ポスターは各発表一件につき、A0~A1 縦型のポスター一枚になります。
(1)ご氏名
(2)ご所属
(3)ポスタータイトル
(4)連絡先情報
(5)旅費希望の有無
(6)旅費希望の場合は、往復経路と最低費用を詳述ください。(限られた予算のため、ご期待に沿えない場合がございます。)
事前登録先・問い合わせ先
yano.hajimeアットマークjaxa.jp
惑星科学フロンティアセミナー
宇宙における生命の起源と生命探査
【終了しました】
日程:2019年2月18,19日 (18日9:00開始,,19日17:00終了予定)
場所:北海道大学理学部8号館 コスモスタジオ
講師:山岸明彦
タイトル:宇宙における生命の起源と生命探査
内容(キーワード):生命の材料と生命の起源、RNAワールドと生命誕生の場所、生命の定義、宇宙にありうる生命、宇宙に生命を探す(国際宇宙ステーションでの実験、火星生命探査、太陽系外生命探査)
参加を希望される方は、以下の情報を添えて”frontier-rgst(アットマーク)wakusei.jp”までお知らせください。なお、遠隔地からの参加者を対象とした旅費補助があります.予算は限られているため一部補助となってしまいますが,希望者は参加申し込みの際に申し添えてください。
今回は参加費は無料です.会場が許す限り当日参加も受け入れますが,前夜祭,懇親会(どちらも費用は自己負担.参加は任意です)に参加希望される方は,予約の都合がありますので事前の申込みをお願いします.
アストロバイオロジーセンター(ABC)シンポジウム 2019
生命の起源・進化とアストロバイオロジー
【終了しました】
Astrobiology Center, NINS, Symposium 2019. Origin of Life, Evolution and Astrobiology
概要
自然科学研究機構では、宇宙における生命を研究するアストロバイオロジーセンターを平成27年度より立ち上げ、様々な活動を進めています。アストロバイオロジーは、 近い将来、超大型の望遠鏡の完成によって系外の惑星に生命の存在確認が期待される現在、物理学、天文学、惑星科学、生物学、化学、情報科学などの広範な学術分野にまたがる学際領域として、その進展が注目されています。
アストロバイオロジーセンターでは、2019年1月に勉強会形式のシンポジウム を開催予定です。皆さま、ふるってご参加ください。言語は英語と日本語を混合します。
The National Institute of Natural Sciences (NINS) established Astrobiology Center (ABC) in 2015, which research field is life in the universe. Coming extremely large telescopes era, exoplanets lives are expected to confirm in near future. Astrobiology is widely cross-disciplinary field such as astronomy, physics, planetary science, biology, molecular science, information science, and its progress has been drawing attention. Astrobiology Center will hold a study session style symposium in January 2019.
# Presentations are mixed English and Japanese.
【日時】
2019年01月31日(木)~02月01日(金)
【場所】
東京工業大学 ELSI Hall
参加登録、講演内容等は、シンポジウムホームウェブからご覧ください。プログラムは、最終的なサーキュラーが出次第、ここにも掲載します。
アストロバイオロジーセンター(ABC)シンポジウム 2019
2018年の開催予定
ふたご座流星群とその母天体フェートンに挑む
【終了しました】
千葉工業大学惑星探査研究センター(PERC)では、国立天文台(NAOJ)、JAXA宇宙科学研究所(ISAS)とともに、皆様に小惑星探査の最前線を知って頂くため、ふたご座流星群の極大時期に合わせ、ふたご座流星群と、その母天体である「フェートン(ファエトン)」に関連する一般講演会を開催いたします。
開催日時 : 2018年12月08日
開催場所 : 千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパスルームA
案内ウェブ : 千葉工業大学トピックス
平山族発見から100年 - 太陽系における天体衝突・進化過程の理解の現状
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今年は、小惑星の族(ファミリー、family)という概念が1918年に平山清次によって発表されてからちょうど100年になります。このことを記念して、本研究会を開催いたします。
この100年の間に日本の小惑星科学は様々な成果を挙げ、今年は「はやぶさ2」が小惑星リュウグウに到着して探査をするところまで至りました。
本研究会では、小惑星の族、衝突、進化をキーワードとして、活発に研究されている研究者の皆さんに講演をしていただきます。その上で、今後の小惑星研究の発展に繋がるような議論をしたいと思います。
参加の事前登録は終了しましたが、当日参加も可能ですので、ご関心のある方は是非いらしてください。
【日時】
2018年11月4日(日)10:30~16:30
【場所】
千葉工業大学東京スカイツリータウンRキャンパス
〒131-0045 東京都墨田区押上一丁目1番2号東京スカイツリータウンR ソラマチ8F
【主催】
国立天文台(本研究は自然科学研究機構国立天文台研究交流委員会より研究集会経費の助成を受けて実施されるものです)
【共催】
千葉工業大学惑星探査研究センター、JAXA宇宙科学研究所
【協力】
日本惑星協会
【情報掲載ウェブ】
http://planetary.jp/investigation/
【プログラム】
10:10 - 開場
10:30 - 開会の挨拶(渡部潤一)
10:35 - 研究会への導入─小惑星の族とは : 伊藤孝士(国立天文台)
11:05 - 平山清次の生涯と研究(仮) : 吉田省子(北大)
11:35 - Collisional disruption and reaccumulations: forming Hirayama asteroid families(衝突破砕と再集積:平山族をつくる) : Patrick Michel(コートダジュール天文台)※英語での講演です
12:05 - 昼食
13:00 - 平山族と小惑星起源ダスト : 石黒正晃(ソウル大学)
13:25 - 平山族と衝突実験 : 中村昭子(神戸大)
13:50 - 小惑星帯の衝突史 : 小林浩(名古屋大)
14:15 - 地球近傍小惑星(1566) Icarus と 2007MK_6 の分光観測「対応隕石の推定と分裂の証拠」 : 船橋和博、阿部新助(日本大学)
14:30 - 小惑星の物質科学と太陽系の進化 : 橘省吾(東大)
14:55 - 休憩
15:00 - *日本の小惑星研究史…平山族の発見から100年 : 中村士(元 帝京平成大学)
*千葉工業大学 惑星探査研究センター講演会(研究会会場に隣接したホールで行われる講演会を中継します)
15:35 - 小惑星リュウグウの岩塊サイズ分布、空間分布 : 道上達広(近畿大学)、他
15:50 - エジェクタのパターン形成 : 門野敏彦(産業医科大学)
16:05 - 衝突による小惑星形状形成~小惑星族と形状の関係~ : 杉浦圭祐(名古屋大)
16:20 - トロヤ群小惑星の総数のL4・L5非対称分布と族の存在 : 中村士(元 帝京平成大学)・吉田二美(千葉工大)
16:35 - さいごに ~ 小天体探査の展望「はやぶさ」、「はやぶさ2」、そしてその次へ~ : 吉川真(JAXA)
16:40 - 閉会
17:00 - 懇親会
【参加について】
・参加の事前登録は終了しました。
・当日参加も受け付けますが、会場の定員を超えた場合には先着順とさせていただきます。(ただし、事前登録者を優先)
・参加は無料です。
【懇親会】
・懇親会参加の申し込みは締め切りました。
【昼食】
・昼食のために十分な時間が確保できませんので、お弁当を持参されることをお勧めします。会場は飲食可です。
※ 備考
・11月3日(土)には、同じ場所で日本スペースガード協会主催の「第11回スペースガード研究会」が開催されます。
世話人:吉田二美、和田浩二(千葉工業大学). 渡部潤一、小久保英一郎、樋口有理可(国立天文台). 奥村真一郎、浦川聖太郎(日本スペースガード協会). 安部正真、吉川真(JAXA宇宙科学研究所).
連絡先:吉川真(yoshikawa.makoto@jaxa.jp)
過去の開催状況
過去に開催されたスペースガード研究会の詳細は、以下にアーカイブしました。