Space Topics 2026
NASA Mission Release 日本語訳解説
ポルトガルが Artemis Accords(アルテミス協定)の 60 番目の署名国となる
NASA Artemis II SLS「ポルトガルが Artemis Accords(アルテミス協定)の 60 番目の署名国となる」
原文 : January 12, 2026 : NASA Welcomes Portugal as 60th Artemis Accords Signatory
Portugal(ポルトガル)は、NASA と共に月・火星・その先への責任ある探査の原則を推進する誓約のもと、59カ国の次に続く最新加盟国としてアルテミス協定に署名した。
Imahe caption :
Portuguese Space Agency(ポルトガル宇宙機構)のエグゼクティブディレクター、Hugo Costa(ウーゴ・コスタ)と在ポルトガル米国大使 John J. Arrigo(ジョン・J・アリゴ)が、2026年01月12日にポルトガルのリスボンで開催されたアルテミス協定署名式典で記念撮影に応じる。
Credit : NASA/U.S. State Department(米国務省)
「ポルトガルは、宇宙における安全で透明性があり繁栄をもたらす活動の枠組みを構築する国家群に加わった」と、NASA の Jared Isaacman(ジャレッド・アイザックマン)長官は録画メッセージで述べた。
「これは我々の世代における探査の黄金時代なのだ。共に革新を推進し、国際協力を促進し、宇宙の謎を解き明かしていく」
ポルトガルの科学・イノベーション担当国務長官 Helena Canhāo(ヘレナ・カンハオ)は01月11日、同国を代表してアルテミス協定に署名した。
「2026年は人類が月に帰還する年となる。これは、マゼランが地球を周航したように、過去のポルトガル人探検家を彷彿とさせる新たな宇宙探査時代の幕開けとなるだろう」と、新設されたポルトガル宇宙機構のエグゼクティブディレクター、Hugo Costa(ウーゴ・コスタ)は署名について語った。
「宇宙の持続可能性に細心の注意と責任をもって取り組む国として、ポルトガルおよびポルトガル宇宙機構はアルテミス協定に参加し、持続可能で有益な宇宙活動に貢献できることを誇りに思う」
署名式典は月曜日、首都リスボンで開催された。これは米国とポルトガルが両政府間の協力について協議する半期ごとの会合の中で行われた。
式典に出席した John J. Arrigo(ジョン・J・アリゴ)駐ポルトガル米国大使は「これは責任ある宇宙探査に向けた意義ある前進だ」と述べた。
「アルテミス協定に示されたような共通の原則は、宇宙が全ての国にとって安定と安全、そして機会の場であり続けるために不可欠である」
2020年、トランプ政権初期に米国は NASA と国務省を主導機関として、政府・民間企業の月活動への関心の高まりに応え、(日本など)他の七つの創設国と共にアルテミス協定を設立した。
同協定は月・火星・その先における民間宇宙探査の安全性・透明性・調整強化を目的とした初の実践原則を定めた。
アルテミス協定への署名とは、平和的かつ透明性をもって探査を行うこと、支援を必要とする者への援助を提供すること、全人類が学べる科学的データへの制限のないアクセスを確保すること、活動が他者の活動を妨げないことを保証すること、歴史的に重要な遺跡や遺物を保護すること、そして宇宙探査活動を全人類の利益のために実施する最善の方法を確立することを意味する。
今後数か月から数年かけて、さらに多くの国々がアルテミス協定に署名することが見込まれている。
アルテミス協定の詳細は以下から。
https://www.nasa.gov/artemis-accords
アルテミス計画の全貌については、以下で特集しております。
Akira IMOTO
Editorial Chief, Executive Director and Board of Director for The Planetary Society of Japan

