The Planetary Society of Japan

ブラウン惑星人の日々 January 2017

ボストンコモンの大群衆

POSTED BY: Takahiro Hiroi | DATE: January 28, 2017

年が明けてLPSCアブストラクトの最終変更や、2月と6月の韓国・日本への旅行や、他の雑事にかまけている間に、あっという間に2017年もほぼ1か月を過ぎてしまいました。ここニューイングランド地方は今のところこの冬は意外と過ごしやすく、特に2月に再訪する韓国ソウルの気温を見ると、それよりずっと温かいなあと感じています。その間、ドナルド・トランプ新大統領の就任で、いろんなことがありました。

まずは最初の写真を見てください。トランプ大統領の就任式の翌日の土曜日にボストンコモンに集まった大群衆です。これのおかげで、私はアパートの前の歩道を歩くのも一苦労でした。反トランプの運動家だけでなく、女性の人権を促進する団体もピンクの帽子をかぶって集まったようです。彼らはボストンにいる人たちだけでなく、脇の道に駐車してあったバスの群れを見ても、リベラルな団体が動員をして集めてきた運動家たちがいたに違いありません。民主的に大統領が選ばれて、正しいことをしていない人を取り締まると言っているだけのことに対して反対デモをするのは、反政府運動を人々に奨励しているようなものです。
 

上画像. 先週の土曜日にボストンコモンを埋め尽くした反トランプおよび女性人権運動家たち。
 

次の写真はメトロ新聞の記事で、連日トランプの発言を取り上げていますが、これらは、選挙で公約した通り、メキシコとの国境に壁を作るという事や、違法移民を取り締まらないと宣言しているサンクチュアリ・シティーといわれる都市群に対して国の補助金を出さないようにするとか、当たり前のことを言っているだけです。これに対し、ボストンの市長は真っ向から反対すると宣言していますが、市長が国法を犯すと公言するっておかしなことです。
 

上画像. トランプ大統領メキシコとの国境に壁を作り違法移民をかくまう州への国の補助金を切ると宣言した一方で経済は好調というメトロの記事。
 

その一方で、米国の株価は上がっているので、経済的には人々が大統領に希望を持っているのは明らかです。メキシコからの輸入に20%の税金をかけて壁の建設費に充てるのは良い考えかもしれません。あとは、刑務所の囚人を使うとかいう案もある刑務所の官吏から出たようです。国内でまっとうに住んでいる人が不法移民によって低賃金雇用や武器・麻薬密輸や税収の欠如の問題で困っているからだと思います。

私の研究の方は、2月1日からの韓国出張に備えてプリゼンを作りつつ、ぎりぎりまで試料の測定もせねばならず、出張の直後に来る高校生のインターンの件など、色々頭を切り替える必要に迫られています。はやぶさ2のリュウグウへのランデブーも来年ですし、そろそろブラウン大の近くに引っ越して戻ってくるべきかもしれないとも考えるこの頃です。
 

 

Previous / Next

Creating a better future by exploring other worlds and understanding our own.